「俺はまだ本気出してないだけ」という人へ
たまに、「クリエイターを目指しているんだよね」と言い続けて、言い続けて、言い続けて、何年たっても何も作っていない人がいます。
そういう人に限って、
「俺はまだ本気出していないだけ。本気になって創作活動を始めれば、すぐに売れっ子だよ!」
なんて思っていたりするんです。
もしも思い当たる人がいたら、ぜひ今回の記事に目を通してみてください!
ということで今回は、8月26日(金)の記事の続き。
わたしはクリエイターに向いているのかな? 向いていないのかな?
と不安になっている人は、読んでいただけたらきっとポジティブになれるはず!
前回の記事をまだ読んでいない方は、先にこちらを読んでくださいね。
それでは、「クリエイターに向いている人の特徴 10選」から、後半の5つを解説いたします。
ちなみに10選はこちら。
- 自分を創造的だと思っている
- しつこい
- いい意味で鈍感
- あきらめが早い
- 批判がキライ
- 「まだ本気出してない」といわない
- 即行動
- 凝り固まっていない
- 世界に対して不満がある
- 鵜呑みにしない
クリエイターに向いている人の特徴 10選 ~後編~
【「まだ本気出してない」といわない】
この前、とある企業の経営者に聞いた話です。
起業したい人たちが集まって、情報交換などをする塾のようなものがあるそうです。
そこに通う人たちは、志こそ高いのですが、仲間たちで集まっては、
「まだ機が熟していない」
「まだ本気になれない」
などとグダグダと話をするだけで、いつまでたっても会社を作らないとのこと。
いつになったら本気を出すのでしょうか?
「今でしょ!」
……いつかのCMみたいになってしまいましたが、クリエイターとして仕事をしている人たちは、
まだ本気出してないからね
なんて決して言いません!
常に全力投球で、いつも本気で作品づくりに取り掛かっているからです。
「俺はいつか、大きな賞を取るよ!」
「わたしがその気になれば、すぐにインフルエンサーの仲間入り!」
なんて口だけでは、クリエイターには未来永劫なれません。
その時間があったら、手を動かしましょう!
【即行動】
すごいクリエイターたちはみな、すぐに行動にうつします。
以前、ある大御所デザイナーさんに書籍のカバーデザインを依頼したのですが、打ち合わせをした結果、カバーに写真を掲載することが決まり、カメラマンが必要になりました。
するとそのデザイナーは、その場でいきなりスマホを取り出し、知人のカメラマンに電話をかけ始め、電話に出たカメラマンに企画の話をしてスケジュールを押さえたのです。
打ち合わせのその場で、ですよ。
このデザイナーに限らず、即行動するクセがついている人が、すごいクリエイターには多かったといえます。
【凝り固まっていない】
世間では、新しいことが受け入れられなかったり、変化に対応できなかったりする年長者を「老害」だなんていいますよね。
ですが、年齢に限らず、20代、30代にだって、自分の思考に凝り固まってしまい、新しいことや変化を一切受け入れられない人が大勢います。
問題は、創作に携わるクリエイターにとって、そういった姿勢は、マイナスにしかならないということ。
クリエイティブな仕事をしようと考えているなら、新しい技術や、これまでとは違った価値観も柔軟に受け入れる意識を持ってください。
【世の中に対して不満がある】
意外に思われるかもしれませんが、世の中に対する不満や怒りというのは、創作のガソリンになります。
個性的な作品を産み出すクリエイターは、「世界がもっとこうなったらいい」「世の中をこうしたい」というメッセージを作品に込めています。
わたしはただ作りたいだけ。なんのメッセージも持っていない
こんな人もいるかもしれませんが、それだと近いうちに創作に行き詰ってしまうかもしれません。
だれかのマネばかりになってしまい、個性的な作品をつくれないかもしれません。
みな、伝えたいメッセージはかならず持っています。
気づいていないだけなんです。
まずは、世の中への不満を書き出してみましょう。
その中にきっと、あなただけのメッセージが見つかるはずですよ!
【鵜呑みにしない】
ここまで「クリエイターに向いている人の特徴」を9つ、あげてきました。
読んでいただいた方には申し訳ないのですが、ぼくのいったことを鵜呑みにして、信じてはいけません。
もちろん、ウソは書いていませんよ!
けれど、ちゃんと自分の頭で考えて、それで正しいと思ったものだけを信用してください。
自分の頭で考えない人はたいてい、
「今は●●が流行っていて、それを取り入れれば絶対に売れっ子になれる!」
という言葉を信用してしまうのです。
そうやってつくられた作品で売れっ子になれたクリエイターを、ぼくは一人も知りませんし、売れっ子になれなかったとしても、誰も責任をとってくれません。
自分の頭で考えず、人に言われたことを忠実に守り、作品をつくる……。こんな人は、クリエイターに向いていないのです!
いいですか? ここまで書いたことは、ぼくの経験からきているものですし、決して間違ってはいない自信があります。
でも、この特徴を兼ね備えていたらかならずクリエイターになれるわけでもありませんし、これらのすべて逆をいっているから、クリエイターになれないわけでもありません。
大切なのは、自分の頭で考えて、自分の責任で決めることなんです!
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以上、前後編にわたって「クリエイターに向いている人の特徴 10選」を解説しました。
さて。
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