今回は、毎日短時間でも全然いいので、とにかく「小説を書く時間」を確保しましょう、というテーマです。
みなさんは、毎日どれくらい小説を書いていますか?
原稿用紙5枚、というような「文章量」ではなく、1時間というような「書く時間」です。
おそらく、毎日書くことができているかというと、難しいのではないかと思います。
小説家やライターのような「書くことが仕事」の職業に就いていれば、書かなければお金を稼げないし、食べていけなくなるので、毎日、書いているはずです。
でも、生活費を稼ぐための仕事を別にやっていながら、それでも書くことが好きだったり、プロ作家になりたいという夢を持っていて、それで小説を書いているはず。
それは素晴らしいことです。
でも、そういう人のほとんどは、なかなか小説を書く時間を確保することが難しいのです。
仕事って、一日の起きている時間の半分近くをあてますし、残りの半分だって、食事やら雑事やらその他いろいろとやらなければいけないことがあります。
そして、気が付けば「今日も小説を書く時間が確保できなかった……」なんて、本当に本当によくあることです。
ようするに、小説を書く時間を確保するのは、すごく難しくて、「小説を書きたいんだけど、なかなか書けない……」と悩んでいる人の多くは、書く時間を確保できないのです。
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そんな人にお伝えしたいことがあります。
それは、「小説を書く時間は、毎日、10分間でOKです。そのかわり、必ず毎日、10分間、小説を書きましょう」というもの。
「たった10分間でいいの?」と思ったかもしれません。
はい、たった10分間でいいのです。
でも、一つ予言しておきます。
「たったの10分間なんて、簡単じゃないか!」
と思った人のほとんどが、すぐにできなくなります。
「今日は眠いからやめて、明日まとめて20分やろう」
とか考えたら、明日もきっとやらないでしょう。
3日続けばいいほうです。
1カ月続く人は、100人中3人いないのではないでしょうか。
実は、毎日10分だろうと3時間だろうと、今までやっていなかったことを新しくはじめて、それを続けることは、想像以上に難しいものなのです。
新年に「今年はダイエットをしよう」「筋トレを欠かさずやろう」と誓った人もいるかもしれませんが、今、それが続いていますか?
誓ったこと自体を忘れているかもしれません。
それくらい、とにかく続けることは難しい!
小説を書く時間を確保したいと考えている人は、まずは、「続けることはむちゃくちゃ難しいことだ」という認識を持つことが大切です。
これがスタート地点です。
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では、どうすれば、その難しい「続けること」を成し遂げることができるのでしょうか。
私は以前はビジネス書も作っていて、そこで著者の方たちから、いろんな「続ける方法」を教えてもらいました。
たとえば、「最初のハードルを下げる」「ニンジンをぶら下げる」「10分間を確保できる仕組みを作る」などなど、細かいやり方はいろいろあるのです。
でも、結局どれをやっても、結局のところ、続けられる人と挫折する人がいます。
その違いは何かというと、「根性」です。
もう、こればっかりは根性論の世界になってしまうのです。
「見たい番組があるから、今日は書くのをやめて、明日にしよう」
「いまいちやる気が出ないから、もう寝ちゃおう」
「このゲームを終えたらやろっと」
このような「書かないでもいいじゃん」という誘惑は、山のようにあります。
それらの甘いささやきは、根性でしか断ち切ることができません。
断固たる決意をもって、
「いや! 自分は毎日10分はかならず小説を書くんだ!」
と自分を説得して、動かすしかないのです。
このように書くと、
「なんだよ! 最後は根性かよ!」
と思ったかもしれません。
そのとおりです。
もしも今の人生に不満があって、人生を上向きに変えたいのであれば、根性で行動を変えるしかないのです。
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もしかしたら、今回はきついことを伝えてしまったかもしれません。
これで終わらせるのも忍びないので、朗報を3つ、お伝えします。
まず1つめは、毎日10分間書き続けられたら、どうなるか。
たとえば平日は書かず、週末に2時間書く人がいるとして、その人よりも、確実に書く力はアップします。
英会話などと似ていて、毎日やらなければ書く力は衰えてしまうということです。
続けて2つ目になります。
ここまでお伝えしたように、たった10分間とはいえ、書く時間を毎日確保し続けることは、非常に難しいことです。
でも、逆にいうと、たった10分間を毎日確保して書き続けるだけで、ほとんどのライバルを出し抜けるとも言えます。
あなたが毎日10分間、書き続けるだけで、ライバルたちは勝手にどんどん脱落していくのです。
勝手にです。
そして3つ目。
今回はずっと「10分間」といっていますが、実際にタイマーでもつけて書いてみてください。
10分間なんてあっという間で、もっと書きたくなっています。これも絶対です。
つまり、毎日たった10分間のはずが、実際は10分間以上、毎日書く時間を確保できていたという結果になっているというわけです。
ということで、今回は、毎日短時間でも全然いいので、とにかく「小説を書く時間」を確保しましょう、ということについてお話ししました。
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