出版の夢をもぎ取るたった1つの方法

クリエイターのマインド

 

今回は、出版の夢をもぎ取るたった1つの方法、というお話です。

「え、あの人、書籍化が決まったの? いいなあ」

「作品のクオリティでは負けてないのに、どうしてあの人ばっかり、イラストの依頼が来るんだろう」

こんなふうに思ったこと、ありませんか?

この記事を読むと、その「あの人」の側になれるかもしれません!

▼運が良かったから成功した?

さて。

編集者という仕事柄、たくさんの人にインタビューをしました。

作家やイラストレーターといったクリエイターはもちろん、あの企業の社長や、有名インフルエンサーといった方々も!

インタビューでは彼らに、「どうやったら成功しますか?」「どうやって成功したんですか?」といった質問をよくします。

すると、彼らの多くは、言い方は違えど、

「運が良かっただけですよ!」

というようなことを口にするんです。

もちろんみなさん、想像以上の努力をしています。スキルもあるし、知識も豊富。大きなチャレンジもたくさんしています。人脈だってあります。

にもかかわらず、それらのおかげではなく、「運が良かった」と言うんです!

なので、これを読んでいるクリエイター志望者のみなさんは、運を良くするために、神頼みをしましょう!

……なんていう結論で終わってはダメですよね。

「神頼みじゃない、運を良くする方法を教えろ」って思いますよね。

当然、僕もそう思うので彼らには、

「どうやったら運が良くなるんですか?」

と突っ込むわけです。

すると、多くの人は、

「準備が大切です」

と言います。

ようするに、成功するには運が大切で、運を良くするには準備が欠かせない、ということ。

▼チャンスの神様は前髪しか生えていない

あるイラストレーターは言いました。

「よく、『チャンスの神様は前髪しかない』なんていうよね。これは、前髪しか生えていないから、神様が通り過ぎてしまったら、もう捕まえることができないって意味。じゃあ、どうすればチャンスの神様の前髪を掴めるのかといえば、いつ神様が来てもいいように、準備をするしかないんだよ」

成功するため、運を良くするためには「準備」が大切というのは、こういうことなんですね。

そしてこれは、出版の夢をもぎ取るための方法でもあります。

出版もやっぱり、実力も必須ですが、運の要素も非常に大きかったりするもの。

だから、どんなに実力を備えていても、準備を怠ってしまうと運をつかむことができず、いつまでたってもチャンスをものにできません。

残念なことに、そういう人が結構多いのが現状です。

▼準備をしていたことで、本の挿絵の仕事をもらったイラストレーター

たとえば、あるイラストレーターのタマゴが、知人に呼ばれて顔を出した会合に編集者がいたとします。

話をすると、その編集者は、次に出す本の挿絵を描いてもらうイラストレーターを誰にしようか考えています。

そのことを知ったタマゴが、自分のポートフォリオをその場で編集者に見せたことで、

「ああ、いいじゃないですか! じゃあ、お願いしちゃおうかな

と、その挿絵の仕事を依頼されたとしましょう。

そのタマゴに後日、「どうしてイラストレーターになれたんですか?」と聞いたら、きっと「自分は運が良かったから、仕事をもらえた!」と話すでしょう。

でも、もしもポートフォリオを準備していなくて、「私、イラスト描いてます! 今度送ります!」ということになったら、その仕事は別の人のものになったかもしれません。

もうお分かりのとおり、運がどうこうというよりも、しっかりと準備をできているかどうかなんです。

準備をしっかりとしていた人が、たまたまチャンスの神様の前髪をつかんだから、「自分は運が良かった」と言っているわけです。

ちなみに、この話は、僕の知り合いの体験談!

ということで、今回の話の結論をいうと、「出版の夢をつかむためのたった1つの方法は、準備をしっかりとすること」なんです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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