今回は、
「プロになるなんて、壁が高すぎてムリゲーでしょ!」
「好きを仕事にしたいけど、そんなの何万分の1の確率でしょ」
「自分なんて才能ないし、うまくもないから、プロになるなんてとてもムリ……」
と思いこんでしまっている人に向けて書いています。
読み終えたころには、「自分なんて……」から「自分にもやれる!」とモチベーションが高まっているはず!
半分あきらめていませんか?
さて。
出版業界の「中」にいた人間だからこそいえるのですが、出版業界の「外」の人が、大きく思い違いをしてしまっている点がいくつかあります。
そのなかで特に大きいのが、「創作した小説やマンガが出版できたり、イラストが本に載ったりというのは、そこまで高い壁でも、狭き門でもない」ということ。
それなのに、「自分なんて……」と思いこんでしまっている人があまりにも多すぎるんです。
このようにいうと、
「いや、そんなことはない! 俺の知り合いはだれも出版してないし、イラストだって掲載されてない!」
「わたしは何回も賞に応募したけど、まったく引っかからない! 門が狭すぎる!」
と反論する人もいると思います。
たしかに、出版の壁はけっして低くないし、門戸が広く開いているわけでもありません。
何度文学賞に小説を応募しても一次や二次で落ちてしまう人もいるし、何百枚イラストを公開してもフォロワーが全然増えない人もいますし、マンガを持ち込んでも編集者からダメだしばかりされる人もいるでしょう。
多くの人が、「本を出したい!」「プロのイラストレーターになりたい!」「マンガで食べていきたい!」と願っていながら、ほとんどの人がそれを実現できていないという現状があるのは知っています。
でも、あえていいます。
「壁が高すぎる……」「門が狭すぎる……」と思いすぎです!
そんなふうに思いこんで、はじめから「自分なんて、とてもムリだ……」と、半分あきらめてしまっていませんか?
そんな状態では、本当ならプロになれる力があっても、目標は達成できません。できるはずがありません!
実は、壁はそれほど高くない!
ちょっと考えてみてください。
「作品の出版」というのが高い壁であろうとも、それを乗り越えている人は毎年、たくさんいます。
しかも、少ない人数ではありません。案外多くいるんです!
たとえば小説家でいえば、出版が約束されている文学賞も増えているし、「なろう」などの小説投稿サイトをいつもチェックして、才能の発掘に時間を割いている編集者も多くいます。
ツイッターをちょっと探せば、「●●賞、とりました!」「最終までいきました!」などとつぶやいている人があっさりと見つかります。
イラストレーターもマンガも、他の創作分野も似たような状態です。
つまり、けっして出版の壁は高くないということ。
そこそこの高さはあるものの、超えられる高さなんです!
「自分なんて……」と考えて、あきらめてしまうほどの高さではないんです!
大切なのは自信を持って、チャレンジし続けること
この点を理解しているかどうか、というのは、実はすごく大きなこと。
なぜなら、「壁が高すぎる……」「門が狭すぎる……」と、実際よりも過大に考えてしまうと、チャレンジする前から戦意喪失してしまうから。
そうなってしまったら、もう結果は見えてしまいます。
「自分なんか……」と考えながら創作したところで、突き抜けた作品は産み出せません。
それどころか、「そこそこ」止まりの出来で満足してしまうでしょう。
当然、それでは壁は超えられません! 門は突破できません!
まずは、「自分が100%の力を出した作品なら、壁だってきっと超えられるぞ」と考えて、自信をもって創作をしてください。
大切なのは、自信なんです! 自分を信じることなんです!
そして、それでももし壁を乗り越えられず、ダメだったしても、それでもとにかく続けてください。
あとは、アタックを続けるしかないんです。
そうやって挑戦を続けた人だけ、壁は乗り越えられるし、門は突破できるんです!
道は拓かれるんです!
最後にお知らせ
ということで今回は、出版の壁はそこそこ高いけど、そこまで高くない、という話でした。
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えらそうにこんな記事を書いていますが、書いたことは全部、自分自身に言い聞かせています(笑)!
さて。最後にお知らせです。
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