「早くプロのクリエイターになって稼ぎたい!」
「★★さんはまだ20歳前なのにあんなにフォロワーが多い。それに比べて自分はもうすぐ30歳なのに……」
こんなふうに悩んだことのある人がこの記事を読むと、その悩みが霧散するはず!
先に結論をいうと、
「売れるのに早ければいいとか遅ければ悪いなんて、一切ありません!」
ということです。
さて。
繰り返しますが、クリエイターとして人気が出るのに早ければ早いほどいいとか、遅いとダメだなんてありません。
むしろ、早くに売れっ子になってしまったことによるマイナスも、数多くあるんです。
創作というのは、あなたが培ってきた「経験」が活かしやすい分野でもあります。
つまり、年齢がプラスの効果を生み出しやすいともいえるんです。
若いうちに売れてしまうと、経験を積んでいない分、ある程度の数の作品をつくったら、アイデアなどが枯渇してしまう可能性が高い、ということ。
経験を積んでいない分、手持ちの武器が少ないから、こうなってしまうんです。
ですが、遅咲きだと、それまでに培った経験がある分、なかなかアイデアも枯渇せず、たくさんの作品をつくれて、人気が長続きしやすいといえます。
お笑い芸人で考えてみましょう。
「オリエンタルラジオ」というコンビは、結成してかなり早い段階でテレビに出演し、「武勇伝」ネタで人気を獲得しました。
デビュー3年でテレビのレギュラーが10本あったそうで、これは異例中の異例、超最速の出世だったとか。
けれどその後、一気にレギュラー番組がなくなり、不遇の時代を迎えます。
「あいつらはもうつまらないし、ダメだよね」
「全然テレビで見なくなっちゃった」
などと言われまくったそう。
とはいえ、その後彼らは、チャラ男、パーフェクトヒューマンで二回、再ブレイクを果たすわけですが、二度と浮上せず、一発屋で終わってしまった可能性も十分にあったわけです。
というか、早くブレイクして、一気にいなくなる芸人がどれほど多いことか!
そういえば、「キングコング」というコンビも、若くしてお笑いレースを総ナメし、「はねるのトびら」でブレイクしていますが、当時は漫才を作る時間がまったくがなくて、劇場で漫才をしながら新しい漫才を考えていたとか……。
そんな状態を続けながら、アイデアを出し続けて、新しい作品を生み出し続けること、普通は「無理ゲー」ではないかと。
何がいいたいかというと、早くして人気者になった場合、その状態を続けていくことは非常に困難だということ。
もちろん、早くから売れ始めて、ずっと活躍し続けている人だっています。
ただ、それは極めて少数であり、多くの人はひっそりと消えてしまいます。
静かに消えるし、その頃にはファンだった人からも忘れられているため、存在していたことさえ忘れられてしまっていることが多いのですが。
とはいえ、「早くに売れっ子になるのはダメ。遅いのがいい」と言いたいわけでもありません。
早くに人気を得て、その後人気がなくなり、すぐに別のことを始めて、そこ分野で人気を得ることだってあります。
何が良くて、何が悪いかは、当人だけ、しかも後になってみないとわからない。
あくまで、「才能の開花する時期に良いも悪いもない。いつ開花するかは、その人の個性でしかない」ということです。
植物で考えてみましょう。
1~12月で、それぞれの月に咲く植物ってありますよね。
また、同じ植物でも、咲く時期には個体差があるはず。
それなのに、「1月に咲く花がいい」「8月に咲くのはダメ」なんて、誰もいいません。
それとぼくらの個性や自分らしさというのは、まったく同じなんです。
だから、
「早くに才能を開花させて人気が出た★さんはスゴイ。それなのに、まったく芽が出ない俺はダメなんだ」
なんて考える必要はありません。気にしないでいいんです!
人は人、自分は自分だと考えましょう。
ということで今回は「売れるのに早ければいいとか遅ければ悪いなんて、一切ありません」という話でした。
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