知識がオリジナリティのジャマをする?

クリエイターのマインド

今回は「知識があることがマイナスになってしまう3つのパターン」という話です。

 

小説の書き方、魅力的なイラストの描き方、マンガのストーリーのつくり方など、そのジャンルごとに知っておくべき知識はあるもの。

 

でも、残念ながら、知識があればあるほど、マイナスになってしまうケースもあります。

 

逆にいえば、それを避けることによって、知識を入れれば入れるほど創作活動にプラスに働くともいえるので、新人クリエイターのみなさんはぜひ参考にしてください!

 

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知識はオリジナリティのジャマ?

さて。少し前に、ツイッターで、

 

「創作の知識があることで、常識や習慣にとらわれたり、『ふつうはこうだな』などと考えるようなってしまい、みんな似たような作品ばかりをつくっている。だから、知識なんてないほうが、個性的でオリジナリティあふれる作品をつくりやすい

 

というような意見が話題になっていました。

 

ぼくも出版社にいたころ、作家のタマゴから似たようなことを言われた経験があります。

 

「自分は、誰も書いたことのない小説を書きたい。だから、創作論なんて一切必要ないんです!」

 

と。

 

本当に、知識は個性やオリジナリティの邪魔をするのでしょうか?

 

たしかに、知識や情報をたくさん入れることが、クリエイターとしてマイナスになってしまっている人も少なくありません。

 

でも、ぼくが接した人気クリエイターも、世間で活躍しているクリエイターたちも、みなさんが驚くくらいに博識ですし、いつも新しい知識や情報を仕入れています。

 

では、知識を入れることがプラスになる人と、マイナスになる人の違いは、いったいなんなのでしょうか?

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まずは、知識があることがマイナスに作用してしまうパターンをここで3つ、説明します。

 

ダメパターンを知ることで、それを回避できるというわけです。

 

知識があると、口先だけで行動しなくなる

「知識があることがマイナスに作用してしまうパターン」の1つめは、「口先だけになる」というもの。

 

みなさんも経験あるかもしれませんが、たくさんの知識があると、

 

「ああ、これはあのやり方とほぼ同じだな

 

「今、流行りのあれって、何年前のあれと一緒でしょ」

 

などと、自分の知っていることとのつながりを探して、それで納得してしまいがち。

 

その結果、なかなか行動しなくなってしまうんです。

 

ですがそれだと、単なる口先だけの人間になってしまい、最終的には何も創作しない人になってしまいます。

 

たまに、他人の作品を批評ばかりしていて、自分はなにも創作していない人がいますが、そんな人に限って、知識はたくさんあるもの。

 

というか、知識をたくさん仕入れた結果、創作しなくなったともいえます。

 

ここに引っかかってしまう新人クリエイターも多いので、気をつけましょう。

 

知らないことに否定的だと、クリエイターとして成長できない

「知識があることがマイナスに作用してしまうパターン」の2つめは、「知らないアイデアに否定的になる」です。

 

なぜこれがダメかというと、すべて知っていることだけで創作すると、同じようなものしかつくれなくなってしまうからです。

 

そして、似たような作品ばかりつくっている人の多くは、自分が知らないことに対して、否定から入ります。

 

少し前だと「クラファン」、最近だと「Web3」「NFT」あたりが、知らないがゆえに否定されがちですね。

 

もしも、

 

「そういえばぼくも、新しい物事にまず否定から入っているかも……」

 

なんて思ったら、知らないことに対して肯定から入るように心掛けていきましょう。

 

それだけでも良いことがたくさんありますよ。

 

自分の知らないことを受け入れられなくなってしまった先には、クリエイターとしての成長はありません。

 

気を付けてください!

 

無知の知を自覚していますか?

「知識があることがマイナスに作用してしまうパターン」の3つめは、「新しいことはもう充分だと思ってしまう」というもの。

 

「無知の知」という言葉があります。

 

「自分は何も知らない、ということを自覚する」という意味です。

 

たくさんのことを知るようになったことで、「わたしはもう充分、知識をもっている」「まあ、だいたい分かった」と考えてしまいがちですが、そう思ったときが一番危険!

 

創作は、それほど浅いものではありません。

 

プロのクリエイターたちは、創作について学べば学ぶほど、「まだまだ自分は未熟だ」と感じるそうです。

 

そして、新しいことに対して非常に貪欲です。

 

つまり、無知の知を自覚しているということ。

 

一方、知識があることがマイナスになるクリエイターというのは、「自分はもうたくさん知っているぞ」と考えてしまい、「もうこれ以上、新しい情報を入れたり、勉強する必要はないや」と考えてしまうんです。

 

その結果、知っていることだけで創作を重ね、似たようなものばかりをつくり、クリエイターとしての成長が止まってしまうんです。

 

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無知の知を自覚できているか、「もう創作について学ぶことは何もない」なんて思っていないか、ことあるごとに考えてみてくださいね。

 

最後にお知らせ

ということで今回は、「知識があることがマイナスになってしまう3つのパターン」を説明しました。

 

参考にしてください!

 

最後にお知らせです。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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