今回は、ある作家さんに教えてもらった「ダラダラとスマホをみないで創作活動に集中する方法」についてです。
作家さんから伝授された「ダラダラタイム」
出版社にいたころ、ある作家さんに、
「この前、スマホでダラダラとツイッター見たり、動画見たり、映画みたりしちゃって、気づけば1時間たってて、自己嫌悪に陥ってましたよ。そんなことないですか?」
と話したら、その作家さんは、
「ありますよ! でもそうならないために、ぼくは、あらかじめ【ダラダラタイム】を設定してますよ」
「なんですか、ダラダラタイムって?」
ということで今回の結論は、
「ダラダラとスマホを見て、後で自己嫌悪にならないために、【ダラダラタイム】をつくろう」
ということ。
早速、くわしく説明しますね。
ダラダラタイムで創作に集中できる!
さて。
ダラダラタイムとは、
「夜の8~9時の1時間は、徹底的にダラダラしよう。その間だけは、スマホを見ても、動画を見ても、ネットフリックスでドラマを見てもOK!」
という時間のこと。
もちろん、1時間と決める必要はありません。30分でも何分でもいいのですが、あまり長くすると、創作に時間が割けなくなるので、そのあたりは臨機応変に。
そして、ダラダラタイムが終わったら、気持ちを入れ替えて、創作活動に集中するんです。
また、ダラダラタイムを設定するうえで大切なことがあります。
それは、「あらかじめ、時間を細かく決めてしまう」ということ。
ぼくらは、そうやって自分自身に細かく約束したことは、守りやすいんです。
たとえば、
「今日は、夕飯を食べて8~9時の1時間をダラダラタイムにしよう。で、9時からは創作活動に集中するんだ」
という人と、
「夕飯食べたらちょっとドラマを見て、それが終わったら創作活動に集中しよう」
という人では、どちらが創作活動に集中して取り組むでしょうか?
前者は、ダラダラタイムではソファに寝っ転がって、お菓子をつまみつつ、スマホをいじっているかもしれませんが、9時になったらスパッと切り替えて、創作に取り組めるでしょう。
一方の後者は、本当にドラマが終わったら創作に取り掛かれるでしょうか。
おそらく、その後もスマホ片手にダラダラとして、「そろそろやるかな」と、ちょっと創作活動に取り掛かっても、また10分後くらいにスマホをいじりだしてしまうはず。
そんなことを繰り返しているうちに寝る時間になって、「ああ、やってしまった……今日もまた、全然創作に時間をとれなかった……」なんて自己嫌悪に陥ってしまうでしょう。
前者と後者の分かれ目となったのが、前もって時間を細かく決めたかどうか、つまり「ダラダラタイムを設定していたかどうか」なんです。

スマホやテレビの引力は強大!
また、ダラダラタイムを設定するうえで、注意点もあります。
ダラダラタイム後の創作中は、スマホを見たり、テレビやネットを見るのは極力避けてください。
スマホやテレビの引力はかなり強大!
せっかくダラダラタイムを終えて集中している時間なのに、その力に引き寄せられて、またダラダラとしてしまってはまったく意味がないので。
なので、ダラダラタイムを終えたら、スマホを隠すなり、テレビのない部屋に行くなりする必要も、人によってはあるかもしれません。
結局、ぼくらは、脇目もふらず、一心に集中するなんて、できません。
「仕事を終えて家に帰って、8~10時までひたすら創作だ!」なんて思っても、丸々2時間も集中するのは非常に難しい。
しかも、ちょっと集中が切れたときにスマホを手に取って、ツイッター、インスタ、ユーチューブ、ニュースなどを見てしまい、ハッと気づけば1時間がたっていると、
「ああ、1時間もムダにしてしまった……」
と、自己嫌悪になり、さらにモチベーションが下がってしまうだけ。
なので、ダラダラタイムを設定して、自分自身をある程度、縛り付けるんです。
もちろん、「好きなことを好きな時間に好きなだけやりたい!」という人は、ダラダラタイムなんて不要でしょう。
でも、「もっと創作したいんだけど、スマホがあるとつい……」という人は、ダラダラタイムを試してみてください!
ということで今回は、ある作家さんに教えてもらった「ダラダラとスマホをみないで創作活動に集中する方法」についてでした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【just do it!】
1日のスケジュールに、「ダラダラタイム」を設定しよう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お知らせ
-
プロのクリエイターを目指している
-
「創作」という好きなことを仕事にしたいけど、自分にやれるか不安
-
クリエイターが必ず直面する「お金の問題」の解決法を知りたい
-
小さくてもいいから、自分の作品で仕事をしたい
このように考えているクリエイター志望者、いませんか?
もしも上記の1つでも思い当たるなら、先日創刊した「見習いアイドルプロデューサー活動日誌」を読んでみてください。
そんな人のために「見習いアイドルプロデューサー活動日誌」を書いているんです!
きっと、その悩みや不安は解消され、プロに近づけます!
ほんの少しでも興味がわいた方は、まずはこちらから創刊号を読んでみていただけるとうれしいです!

今年は本気でアイドルをたちあげますので、よろしくお願いします!