今日は「できないことは排除!」をキーワードに、ひろゆきさんの本を引用しながらお伝えしていきます。
三日坊主ぎみの人が読むと、きっと続けられるようになるはずです。
苦手なことを選んでいませんか?
さて。
小説が好きで、最初のころは読んでいるのが楽しかったけれど、だんだん小説を書きたくなってきて、それで今は小説を書いているという人、多いと思います。
小説に限らず、イラストも、マンガも、音楽も同じで、最初は受け手だったのが、作り手に移行していくというわけです。
これは素晴らしいことだと思うんですが、そういった中の少なくない人が、ある日、作るのをやめてしまいます。
創作活動が続かなくなってしまうんです。
その理由はいくつもありますが、「苦手なことをムリしてやってしまったから」という可能性が高いといえます。
とはいえ誤解してほしくないのは、ぼくは、
「小説を書くのが苦手なんだから、書くのをあきらめたほうがいいよ」
と言いたいわけではありません。
そうではなくて、小説を書くのが最初は楽しかったのに続かなくなってしまったのは、書き方や書く場所などで、あなたの苦手なことを選んでしまっているかもしれない、ということなんです。
えっ? どういうこと?
と思ったかもしれないので、もう少し詳しく説明しますね。
ひろゆき氏が登録者数100万人の人気ユーチューバーになれた理由
「ひろゆき」さんという方をご存じですか?
元2ちゃんねるの管理人で、今は人気ユーチューバーとなり、テレビに出演したりしているので、その姿を見たことのある人も多いと思います。
ぼくは10年くらい前に、ひろゆきさん含めて数人の著者がいる本を作ったことがあるので、何度かお会いしているんですが、そんなひろゆきさんの最新刊『99%はバイアス』に、このようなことが書かれています。
僕ができるスタイルは、「お酒を飲みながらコメントを拾う」という方法だった。
(中略)
何もない状態での一人語りができないので、第三者からのコメントを拾ってそれに答える方法でしか話し続けられない。
(中略)
単純に僕の「できないこと」を排除した結果、このスタイルに行き着いた。
お酒を飲んで自由にコメントに返すのは、シンプルに好きだ。やっていてまったく苦にならない。
(中略)
苦手なことを無理にやっても続かない。得意なことを無欲にやる。
これ以上の成功のコツはない。『99%はバイアス』(ひろゆき ダイヤモンド社)より
ひろゆきさんは、ビールを飲みながら、視聴者から届いた質問に答えていくという形式のユーチューブをやっていて、毎回のように数十万再生をされています。
大人気番組だといっていいでしょう。
引用したのは、そのスタイルがどうやって出来上がったのかを書いた部分になります。
まとめると、ひろゆきさんが登録者数100万人越えの人気ユーチューバーになれたのは、苦手を排除し、得意なことを無欲にやり続けたからなんです。
キーボードが苦手ならスマホで書けばいい!
この考え方は、小説家、イラストレーター、マンガ家などを目指す新人クリエイターも応用できることです。
たとえば、小説をPCとキーボードで書くのが苦手な人は、スマホのフリック入力や手書き、口述筆記を試してみたり。
たとえば、長時間を机に座っているのが苦手な人は、「30分×4回」というように短時間を複数回のセットにしたり。
たとえば、夜になると頭が働かないという人は、夜は早寝して、朝いつもより1時間早く起きて、1時間を創作にあてたり。
などなど、あなたが苦手なことを徹底的に排除し、ほかのやり方、苦手ではない得意なやり方を試すんです。
そうすることで、創作を続けることができます。
創作を続けられているということは、少しずつ着実に成功への階段をのぼれていて、成功に近づけているということです。
ということで今回は、「できないことは排除!」をキーワードにお伝えしていました。
参考にしてみてください。
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