今日のキーワードは「クリエイターはプロフィールで差がつく」です。
多くのクリエイターは、作品づくりに没頭し、多くの時間を割きますが、プロフィール作りにはあまり力を入れません。
けれど、それでなんとかやっていけたのは、過去のクリエイター。
未来のクリエイターは、プロフィール作りをしっかりとやらないと、作品のクオリティが高くてもなかなか人気が出ないし、ファンの人もつきません。
うーん、そうはいっても、プロフィールでそんなに変わるものかな?
と思った人もいるのではないでしょうか。
たしかに、これまでだったら作品のクオリティだけで勝負ができました。
ですが実はもう、そういう時代が終わりつつあるんです。
多くのクリエイターや編集者が口にしています。
「アマとプロの差がなくなりつつある」
ユーチューブなどを見れば、無料で創作方法が簡単に手に入るようになりました。
また、創作のための道具もものすごい勢いで進化しています。
そのため、新人クリエイターでもある程度の作品がつくれるようになり、アマとプロの作品のクオリティに大きな差がなくなってきているんです。
考えていただきたいのですが、もしAさんもBさんもCさんもDさんもおもしろいマンガを描いていたとして、その4人全員のファンになるということは少ないはず。
そこで差がつくのが、「プロフィール」なんです。
たとえば、A、B、Cさんのプロフィールには「25歳女性」「30歳男性」「42歳男性」としか書かれていません。
一方、Dさんのプロフィールには、「なぜマンガを描くようになったのか」「人生のどん底でどんなマンガに救われたのか」などがコンパクトに記述されています。
どの人のファンが増えそうでしょうか? 人気が出るでしょうか?
Dさんですよね。
私たちは、作者の歩んできた人生の物語も含めて、ファンになるかどうかを決めているというわけです。
プロフィールにたいしたことが書かれていなければ、「ふーん」止まりでしょう。
けれど、そのプロフィールに自分が引っかかることが書かれていたら、その人を追っかけ始めてしまい、ファンになるんです。
これが、作品では差がないけど、プロフィールで差がつく、ということです。
しかも、プロフィールを作ることで副次的に生み出されるメリットもあります。
「作品の深みが出て、強度が増す」です。
どういうことか、説明しますね。
よし! プロフィールを作ろう!
と思ったときにやることは、「過去を思い出す」ことです。
自分の人生を振り返る必要があるんです。
私たちは、普段生きていてなかなか自分の人生を振り返る機会がありません。
数少ない機会といえば、大学生の就活の自己分析くらいではないでしょうか。
ですが、プロフィールを作るために昔のことをいろいろと思い出してみることで、忘れかけていたことや、見えなくなっていたものを再発見できます。
改めて自分のことをもう1回、知ることができるんです。
そんな経験が、作品に影響しないはずがありません。
作品にはあなたの人生が反映されます。意識的か、無意識的にかかかわらず、必ずです。
その結果、作品に深みが出て、強度が増すというわけです。
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ということで、「クリエイターはプロフィールで差がつく」をキーワードにプロフィール作りについて話をしました。
今後、「クリエイターのためのプロフィールを作る5ステップ」というメソッドをライン公式アカウントで発表予定です。
一カ月以内には!
興味ある方は、こちらのライン公式アカウントをフォローしてくださいませ。