今日のキーワードは「あなたらしさはあります」です。
なんとか細胞みたいなフレーズですが……。
だれかのマネではない、オリジナリティのある作品、つくりたいですよね?
クリエイターならみんな、そう思っているのではないでしょうか。
けれど、なかなかオリジナリティのある作品はつくりだせないもの。
そんなに簡単につくれるなら、みんな悩みませんよね。
今回の記事は、そんなふうに悩んでいる人へ向けて書いています。
読み終えたころには、その悩みが少しは解消されていると思います。
学校教育が「あなたらしさ」を隠した
さて。
オリジナリティのある作品をつくりたいなら、まずやらなければならないことがあります。
それは「あなたらしさ」を見つけることです。
このあなたらしさは、個性ともいいかえることができます。
えっ! あなたらしさとか個性なんて、わたしは持っていない……
こんなふうに言う人も少なくありません。
でも、断言します。
それは思い込みです。
あなたらしさはあります。
ただ、これまで受けてきた学校教育のせいで、そう思いこまされてしまっているだけなんです。
学校教育のせい? どういうこと?
という人のために説明しますね。
学校教育の目的とは、大きく目立つ部分のない平均的な人間にして、社会に出すことです。
自分らしさや個性のあふれ出している目立った人間にすることではありません。
学校教育というのは、一言でいえば、「みんな同じであれ」です。
生まれつきのパーマや茶髪が、学校に入ると強制的にストレートや黒髪にされてしまうくらい、その「みんな同じであれ」は強いといえます。
学校に入ればみんな、平均的で同じような人間になるように教育されてしまうんです。
個性のないクリエイターは生きていけない
学校を卒業して、会社に入って、上から言われたことを守るだけなら、そういう人間のほうが、会社としては扱いやすい。
でも、平均的で目立たないことは、クリエイターにとっては最も避けなければならないこと。
クリエイターの世界では、学校教育で認められなかった「あなたらしさ」「個性」を出さなければ、大勢の中に埋もれてしまって、生きていけないんです。
先ほど説明したように、「あなたらしさ」は幼いころには確実にあったにもかかわらず、学校教育によって外に出せなくなってしまいました。
言い方をかえれば、「あなたらしさ」というのは、今は見えなくなってしまっているけれど、確実にあなたの中に存在しているんです。
じゃあ、どうすれば見つかるでしょうか。
「探す」以外に方法はありません。
とはいえ、何年もかけて教育されてきたことは、なかなか変えられない。
なので、時間をかけて、適切な方法で探す必要があります。
なんか大変そうだ……
と思ったかもしれませんが、まずここに取り組まなければ、クリエイターとして活躍するのは難しいと思ってください。
大丈夫です! 「あなたらしさ」は、今は死角に入っていて見えないだけ。
絶対に見つかります!
信じることからすべては始まる
「あなたらしさ」を見つけるための適切な方法については、また機会を見てお伝えしますが、ここでは一番大切なことをお伝えします。
「あなたらしさ」は、今は見えていないけれど、あなたのなかに確実に存在している。
このことを信じてください。
「私には個性とかあなたらしさなんて、存在しないんだ」
と思っている限りは、いつまでたっても見つかりません。
「存在している」と信じていれば、かならず見つかります。
だから、まずは信じることから始めましょう。
ということで今回は、「あなたらしさはある」をキーワードに説明しました。
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