「あなたの作品はどれも同じじゃん」はホメ言葉

クリエイターのマインド

今回は、いろんなジャンルに手を広げるとき、どの分野に行こうとも、あなたの本質は絶対に表現して、という話です。

あの小室哲哉氏がインタビューで語ったこと

数日前、NHKの『インタビュー ここから』という番組に小室哲哉氏(以下TK)が出演していました。

 

ぼくはTK好きというか、TKをリスペクトしまくりで、一番会いたい人はTKというくらい、ぼくにとっては非常に大きな存在。

 

なので、もちろん番組をチェックしました!

 

番組内のインタビューでTKが話していたことが、クリエイターをめざす人にも当てはまるし、スキルを磨く前にぜひ知っておいてほしいことなので、ご紹介していきます。

 

さて。

 

TKは1984年にTMNETWORKとしてデビュー。ちなみにTMといえば「Get wild」が有名ですね。

 

彼のキャリアはもう40年にもなるわけです。

 

そのキャリアの中で、その時代その時代の最新テクノロジーを使い、曲を作り、ライブをしてきました。

 

40年間を通して作った曲は、ニューウェイブ、ハードロック、ユーロビート、トランス、R&B、EDMというように、かなり多彩なジャンル。

 

そのどれもで、ヒットを飛ばしています。

 

そのことについて聞かれたTKは、

 

「いろんなジャンルを取り入れてきたけど、本質は変わっていません、変えてしまったら、個性が消えてしまいます」

 

というようなことを話していました。

 

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「小室の曲はどれも同じじゃん」はむしろホメ言葉

20代くらいだと知らないかもしれませんが、TKの曲は「小室メロディ」と呼ばれ、聴けばすぐに「小室っぽいな」とわかるんです。どんなジャンルの曲でも、です。

 

これを「小室の曲はどれも同じじゃん」などと悪く言う人もいますが、そういう人は全然わかっていません!

 

いろんなジャンルで曲をつくっているにもかかわらず、どの曲でもTKの個性がきちんと表現されているから、40年間変わらずに活躍し続けていられるんです。

 

ジャンルが変わったからといって、TKらしさが出ていなかったら、むしろダメ。

 

「小室さん、曲をつくってください!」とTKに楽曲を依頼する意味がありませんし、TKぽくない曲だと、ほかの曲に埋もれてしまうんです。

 

ジャンルごとに本質を変えてしまったら、個性が消えてしまうということ。

 

逆に言えば、本質さえ変えなければ、どんなジャンルをやろうとも、きちんと個性が表現されるんです。

どのジャンルでも、自分の本質だけは残そう

もうお気づきだと思いますが、これはクリエイター志望者にも同じことがいえます。

 

たとえば、小説で考えてみましょう。

 

恋愛、ミステリー、純文学、青春、時代、歴史、児童向けなど、小説にもさまざまなジャンルがあります。

 

ラノベにも、異世界転生など、多様なジャンルがありますよね。

 

クリエイター志望者がやってしまいがちなのは、それぞれのジャンルに手を広げる際、

 

「このジャンルなら、こういうのを書けば人気が出るんでしょ」

 

というように、個性よりも流行などを優先させてしまうということ。

 

自分の本質や個性を表現しないようにしてしまっているんです。

 

でも、これが間違いなのは、おわかりでしょう。

 

ですので、もしも、

 

「私はどんなジャンルが合っているのかわからないし、いろんなジャンルに興味があるから、とにかく全部チャレンジしてみよう」

 

という人は、自分の本質の部分だけは残しながら、挑戦するようにしましょう。

 

どんなジャンルに挑戦しても、あなたらしさがしっかりと表現された作品をつくることを忘れないようにしてください。

 

あなたの個性を見つけます

ここまで読んで、もしかしたら、

 

「そもそも、自分の本質とか個性がよくわかりません」

 

という人もいるかもしれません。

 

そんな人のために、自分の本質や個性に気づくヒントとなるサービスを3月から開始します。

 

簡単にいうと、ぼくがみなさんの作品を見たり読んだりして、いいところを発見し、100文字くらいでホメる、というもの。

 

興味がある人は、3月の発表を待つか、下記のライン公式アカウントをご登録くださいませ。ラインで先に発表いたします。

 

LINE

 

最後はPRになってしまいましたが、ということで今回は、いろんなジャンルに手を広げても、個性を忘れなければ大丈夫という話でした。

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【just do it!】
違うジャンルに手を広げても、あなたの本質は残そう!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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