今回は「クリエイター志望者は、2本のモノサシを持とう」という話です。
先日、ユーチューブで、アイドルグループの櫻坂46に新たに加入するメンバーたちの合宿を撮影したドキュメンタリー動画を見ました。
そこで、ダンスの先生がメンバーに「2本モノサシを持ちなさい」と話しているのを聞いて、
「これは、夢を持っているクリエイター志望者にも当てはまることだな!」
と感じたので、取り上げます。
先に今回の記事の結論をお伝えすると、「夢をかなえるには、大小2本のモノサシが必要」となります。
大きなモノサシ、小さなモノサシとは?
どうして、大きなモノサシと小さなモノサシの2本が必要なのでしょうか。
その答えは、「1本だけだと、日々の成長が実感できないから」です。
ちなみに大きなモノサシとは、数年や数十年単位でかなえたい夢への距離を測るモノサシのこと。
イメージしづらいかもしれませんが、このモノサシは相当大きいので、その分、目盛もミリやセンチといった細かい単位ではなく、メートル、キロメートルといった大きな単位の目盛だとお考えください。
一方の小さなモノサシとは、週単位、日単位での自分の成長を測るモノサシのこと。
こちらの目盛は、センチやミリというように、かなり細かい単位で計測できます。
本のモノサシを持つ理由
そして、かなえたい夢がある人は、多くの場合、大きなモノサシだけしか持っていません。
目盛の細かい小さなモノサシを持っていないんです。
するとどうなるか?
壮大な夢までの距離を測る大きなモノサシだけだと、最初のモチベーションは高いものの、努力をしてもなかなか夢までの距離が縮まらず、次第にモチベーションが下がってしまうんです。
もちろん、実際は少しずつ少しずつ距離は縮まっているんです。
でも、1目盛が大きいため、少し距離が進んでも、計測できません。
そこで小さなモノサシの出番となるんです。
小さなモノサシを持っていると、昨日よりも成長している自分、先週よりも進んだ距離を発見することができます。
その結果、
「夢まではまだ遠いけれど、少しずつ着実に距離も縮まっているんだ! よし、今日もやるぞ!」
と実感し、やる気もわいてくる。
これが2本のモノサシをもつ理由です。
大きなモノサシしか持たないと……
たとえば、直木賞をとるという目標を立てた小説家のタマゴがいたとしましょう。
壮大な夢をもつとモチベーションが上がり、しばらくはがんばれるもの。
この小説家のタマゴも、最初はそうでした。
ところが、1000文字書いても、1万文字書いても、10万文字書いても、直木賞に近づいている実感はまるでありません。
このままだと、どんどんモチベーションも下がってきて、筆も止まってしまいます。
でも、この人が小さなモノサシも持っていたらどうでしょう?
「昨日と比べて1000文字も進んでいる。今書いている小説も、3分の1まで書き終わったぞ」
などというように、夢へ向けて着実に自分は歩んでいることが実感できるんです!
その結果、モチベーションも下がることはありませんし、筆も止まりません。
これが、大きなモノサシしか持たない人との違いです。
クリエイター志望者にとって、「もうだめだ……」とあきらめてしまうことこそ、何よりの敵です。
その敵を倒すための1つの手段として、ぜひ2つのモノサシを持ってください。
ということで今回は、「クリエイター志望者は、2本のモノサシを持とう」という話でした。
最後にお知らせ
最後にお知らせです。
昨年、「アイドルグループをたちあげる」という話をしました。
もし興味があるという方がいましたら、まずはてて160のライン公式アカウントをご登録いただければと思います。
今日のブログを読んでモチベーションが上がって、「よし! やってやるぞ!」なんて気になっている人がいたら、ぜひ!
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