今回のキーワードは「好きなこと探しは、頭じゃない。体を使え!」です。
ぼくはクリエイター志望者や、リタイア癖のある新人クリエイターに、
「好きなイラストを描いてください」
「まずは好きな小説を書くと、続けやすいですよ」
こんなことを伝えることがあります。
すると、
「そもそも、好きなことが見つからないんです……」
「何を書きたいのか、やりたいのか、分かりません……」
と答える人が少なくありません。
もしかしたら、みなさんもその中の1人で、お悩みかもしれません。
でも大丈夫です!
この記事を読めば、好きなことが見つかるヒントになると思います。
頭を使っても魅力は見つからない
さて。
「好きなことを見つけるために、好きなこと探しをしよう!」
といくら頭で考えても、好きなことややりたいことは、簡単には発見できません。
また、
「あ、コレ、好きかもしれない……」
と感じたとしても、ネットや本でそれについて調べてみたら、
「う~ん、なんだかピンとこないし、やっぱり違うかな。わたしにはもっと好きなものがあるはず!」
と思ってしまったりするんです。
この原因は、頭ばかりを使って、体を使っていないから。
想像してばかりで体感しないと、そのものの魅力なんて、全然伝わってこないんです。
調べるだけで分かるのは5パーセント以下
『独学の教室』(インターナショナル新書)という本に、好きなことを見つける方法について書かれていたので、ご紹介します。
「好きなことが見つからない」と言われます。
私の経験上、とにかくいろいろ触れてみないと本当に好きなことは見つかりません。
(中略)
大切なのは、実際に体験すること。
サッカーがどんな競技か本で調べても、その面白さって5パーセントも理解できないと思うんです。
「試しにみんなでやってみようぜ」という姿勢が大事。
ようするに、「頭ではなく体を使え! 引っかかったなら、とにかくいろいろ触れてみろ!」ということです。
体験入部のようにとりあえずやる
また、たくさんのものにふれ、さまざまな経験を積むことも、好きを見つけるのには非常に大切になります。
中学校1年の部活選びの際に、体験入部期間というのがありませんでしたか?
その間に、興味のある部にいろいろと仮で入部してみて、その中から本当に入部する部を選ぶというわけです。
サッカー部だけより、サッカー部、野球部、バスケ部、卓球部、陸上部、バドミントン部、科学部、吹奏楽部に行ってみるほうが、好きなこと・やりたいことが見つかりますよね。
なんかサッカー部ってかっこいいし、小学校のときも楽しかったから、サッカー部に入るかな
と思っていた中学1年生が、とりあえず10くらい体験入部した結果、
サッカーよりバドミントンのほうが楽しいし、オレに合ってる気がするから、バドミントン部に入部しよう!
となることなんて、よくある話。
それと同じで、少しでも興味がわいたなら、とりあえず体験してみることをオススメします。
実際にやってみて、思っていたのと違っていたら、スパッとやめて、また別のをやればいいだけです。
ためらう必要はまったくありません。
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ということで「好きなこと探しは、頭じゃない。体を使え!」をキーワードに、好きなことの見つけたかをご紹介しました。
よろしければ参考にしてみてください。
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