今回は、
「いま、わたしは人生のどん底にいる……」
「明日、修羅場が待っている……」
という人に向けた記事です。
そんな人がこれから出す質問に答えて記事を読むと、きっと少しだけポジティブになれると思いますし、ポジティブになってほしいと願って書いています!
さて。
早速、質問にうつります。
「過去を振り返って思い出す、あなたの人生のどん底や修羅場は、いったいどんなものでしたか?」
あなたはどんな修羅場をくぐりぬけてきましたか?
できれば、そんな修羅場、二度と体験したくないでしょうか?
でも、ちょっと考えてみてください。
その修羅場があったからこそ、その後に経験できた素晴らしいことや良かったこと、何かあるのではないでしょうか。
よく思い出してみてください。
「今の自分は、修羅場をくぐりぬけたからこそ存在する」
きっとこう断言しても、けっして言い過ぎではない、そんな側面が修羅場やどん底にはあるはず。
そうなんです。修羅場やどん底といったマイナスな出来事であっても、見方を変えることで、あなたにとってプラスになっているんです。
言い換えると、
「最悪だけど最悪ではなくて、むしろ自分の人生において必要なことだった」
ということ。
少しわかりづらいかもしれないので、ぼくの経験を例に出しますね。
ぼくは大学受験のとき、1年間の浪人生活を送っています。
高校時代にほとんど勉強をしなかったことが原因ですが、その1年間は辛かった。
夏期講習以外に予備校に通わなかったので、ひたすら家にこもり、家族以外とほぼコミュニケーションを取りませんでした。
とくに、浪人が決まった3月から10月くらいまでは、毎日カレンダーを見ては、

あと258日もあるのか……
とウツウツとしていました。
ぼくにとっては、あの1年間はどん底であり、修羅場だったといえます。
ですが、1年間の浪人生活があったからこそ、大学入学後に親友ともいえる同級生の友人ができましたし、サークルで同級生の女子と仲良くなれました!
ストレートに入学していたら、彼らとは先輩後輩の関係となり、きっと今ほど仲良くなれていないでしょう。

いやいや! 浪人しなかったらしなかったで、もっと良いことがあったかもしれないじゃん
こう思った人もいますよね。
もちろんその通りです。
でも、それは確かめようがありませんし、もしも高校時代にタイムスリップできたとしても、ぼくはやっぱり1年間の辛い浪人生活を選ぶでしょう。
きっとあなたも、先ほど思い出した修羅場になる前にタイムスリップできたとしたら、やっぱりまた修羅場のある人生を選ぶのではないでしょうか。
何がいいたいのかというと、修羅場のようなネガティブな出来事であろうとも、それをプラスの出来事にすることは、いくらでも可能だということ。
そのために必要なのは、
「修羅場であろうと人生のどん底であろうと、それは自分にとって絶対に意味のあることだ」
と信じることだと思います。

「信じましょう」と言われたって、難しいなあ……
そうかもしれません。
けれど、実際にあなた自身、そんな体験をしているんです。
先ほどの質問で出てきた修羅場やどん底だって、あなたはくぐりぬけていますし、
「今となってはそれらは必要なことだった」
と思えているじゃないですか。
今がどん底であろうと、これから修羅場が待っていようと、あなたにとっては絶対に意味のあることなんです。
だから大丈夫です。信じてみましょう。
いかがですか?
前より少し心が軽くなってきていませんか?
もしかしたら、新人クリエイターのあなたは今、
「何作描いてもちっとも反響がない。創作が辛すぎる……」
「もっと作りたいのに、心がちっとも動いてくれない」
「もういい年齢になってきて、いつまでも夢を見ていられない。現実を見ないと……」
というような状況で落ち込んでいるかもしれません。
でも、少し後になって振り返ったら、そんな状況だってやっぱり意味のあることなんです。
そして、必ずあなたはそれを乗り越えることができているんです。
信じてみましょう。
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