みなさんはもう、映画『鬼滅の刃』見ましたか?
私は先週、劇場で見てきました。
つい1カ月前までは、アニメ第1話しか見ていなかったのに、映画が話題になるとともにネットフリックスで全部見て、今では……
煉獄さん!!!
と泣きながら映画を見たくらいにハマりました。
さて。
今回は、『鬼滅の刃』を少しだけ分解してみます。
小説にしても、映画にしても、マンガにしても、人気作品を自分で分解して、いったい何がどうだから、その作品はおもしろいのかを言語化できるようになること――。
これこそが、小説を書く力を上達させる最短ルートです。
そして、分解するための道具として、私がオススメしているのが、「おもしろい小説の法則」です。
この「おもしろい小説の法則」について知りたい方は、こちらの記事を先に読んでいただければと思います。
分解するといっても私はまだ、映画で描かれたところまでしかストーリーを知りません。
単行本では全23巻中8巻を終えたところですね。
そのあたりまでの情報ですが、今回は「おもしろい小説の法則 その1」に当てはめて分解します。
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ではさっそく、始めましょう。
「おもしろい小説の法則 その1」は「主人公は3要素を背負っている」で、3つの要素とは、「欠点」「目的」「気づき」です。
まず、『鬼滅の刃』のストーリーをざっくり簡単に書きますね。
主人公は、自分の留守中に家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹は、鬼になってしまいました。
そんな妹を人間に戻すため、そして家族を殺した鬼を倒すために、主人公は修行を重ねて「鬼殺隊(鬼たちを倒す組織)」の一員となり、仲間たちと力を合わせて、鬼と戦っていく。
こんなストーリーですね。
そんな『鬼滅の刃』に「法則 その1」を用いると、主人公の「欠点」「目的」が見えてきます。
「欠点」
→留守中に鬼に家族を殺され、妹も鬼にされてしまった
「目的」
→鬼になった妹を、人間に戻す
「気づき」
??????
すでに「欠点」の時点で、なんかおもしろそうですよね!
そうなんです!
おもしろい小説には、なんだか気になる「欠点」があるんですよ!
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でもまだ「気づき」が何なのかはわかりません。私が8巻までのストーリーしか知らないので。
ただし、「気づき」というのは、「欠点」と密接なかかわりを持っているもの。
「欠点」を抱えた主人公が、「目的」を叶えるために行動していくなかで、何らかの「気づき」を得るというのが、「おもしろい小説」の本質となります。
なので、予測だけはできます。
たとえば、「妹は鬼になっても妹なんだと思い、鬼のままの妹と暮らす」とか、「留守にして家族を守れなかった自分を許せるようになる」とか。
繰り返しますが、私は見ていないので、これが当たっていても間違っていても、何も文句は言わないでください(笑)。
いずれにしても、小説家志望のみなさんは、こうやって「おもしろい小説の法則」にのっとって物語を解体することで、自分自身もおもしろい小説が書けるようになります!
これが、最短でおもしろい小説を書けるようになる方法といえます。
法則はその1~3まであります。
この記事では「法則1」のさわりしか解説していませんが、私が毎週発行しているメルマガ「最速で小説初心者をプロ作家に育てる! 人生を変える小説予備校」では、しっかりと法則3までを、いろんな小説を用いて解説しています(鬼滅の刃はやっていませんが)。
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