クリエイターは80点では意味がない
突然ですが、1つ質問です。
「不得意分野であっても、がんばればできるようになる。それに、できないことを努力してできるようにするほうが、いいものが作れるようになる。あなたはこの意見にイエスですか? ノーですか?」
1分間でいいの時間をとって、考えてみてください。
イエスですか? ノーですか?
「イエス!」と答えた方へ。
残念ですが、そのまま進むとクリエイターから遠ざかってしまうかも!
不得意なこと、自分に合わないことは、いくら努力を積み重ねても、「それなりのレベル」にしかできるようになりません。
たとえば、数学が苦手な人がどんなに数学の勉強をしたところで、そこそこにしかなりません。
80点くらいが限界でしょうか。
「80点あれば、別にいいんじゃないの?」
そう考えたかもしれませんが、80点程度では、他にも同じくらいできる人がたくさんいるのでダメなんです!
時間を費やしても80点しか取れないようなものは捨ててしまいましょう。
捨てたことで5点しか取れなくてもいいんです!
その分の時間を得意なことに費やし、そっちで100点を取るのです。
これがクリエイターを目指す人の取るべき戦略です!
多くのクリエイターは、特定の分野ではムチャクチャ点数が高いのですが、別の分野は壊滅的な点数だったりします。
でも、それでいいんです。
にもかかわらず、クリエイターを目指す人の多くは、不得意なことに力を注いで、時間とエネルギーをかけてしてしまいがち。
なぜなら、苦労しているほうが、努力している感、やっている感があるから、ついついやってしまうんです。
けれど、不得意なことに時間をかければかけるほど、クリエイターからは遠ざかっていってしまいます。
その時間があったら、得意分野をさらに磨いてください!
不得意に時間を費やしてはいけない
さて。
いきなりの質問&辛口のコメント、失礼しました!
今回のブログは、「残念だけど、努力をしてもムダなこともあるから、その努力は今すぐやめて、他に時間とエネルギーを注ぎ込みましょう」という話です。
そのために、「自分が不得意としていることや、適していない、合っていない分野が発見できる5つの質問」を作りました。
その1つめが、冒頭に出した質問ということです。
みなさん、クリエイターになりたいんでよね?
だったら、不得意なこと、自分に合っていないことに時間を費やしてはいけません。
時間は有限!
その時間を、別のことに使ってください!
では早速、質問にうつります!
スピードの遅いことを探そう
2つめの質問はこちら。
「『まだやっているの?』と言われてしまうくらい、周囲の人はできているのに、自分だけスピードが遅いことはなんですか?」
だいたいの場合、不得意なことって、周囲と比べてそれをするのに、時間がかかってしまっているもの。
小学校の給食で、ニンジンが嫌いで、なかなか食べることができず、先生から怒られて、それでも食べられず、昼休みになっても教室に残っている子、いませんでしたか?
それと同じで、苦手なことってスピードが遅いことが多いんです。
なので、まわりと比べてスピードが遅かったり、時間がかかっていたりすることを探すと、苦手なことが見つかるというわけです。
3つめの質問です。
「かなりの時間を費やしているのに、なかなか向上しない、結果が出ないことはなんですか?」
不得意なこと、苦手なこと、自分に合っていないことにエネルギーを費やしたところで、大きな結果には繋がりません。
逆に言うと、いくらエネルギーを費やしても、結果がついてきていないものは、得意なことではないといってもいい!
そうやって、不得意分野を探し出してみてください。
ちなみに僕は、数学がまさにそうでした。
浪人時代、1年間かけて数学を勉強したんですが、センター試験で平均点くらいしかとれず、結局合格した大学は、受験科目が国語・英語・小論文で、数学は不要の学部だけでした……。
あの1年間で数学に費やした時間を、英語と国語の勉強にあてていたら、もっと違う大学にも受かっていたかもしれないなあ。
「やってよ」と頼まれるとネガティブになることはある?
4つめの質問です。
「もし『これはやらなくてもいいよ』と言われたら、『ラッキー!』と喜ぶことはなんですか? 仕事でも勉強でも生活のことでもかまいません」
自分でもうすうすお気づきではないですか?
苦手だけれどやらないといけないからやっていること、不得意なんだけど続けていることが、たくさんある、と。
不得意なことに今日まで時間を費やしてしまったことは、もう仕方ありません。
大切なのは、この質問で見つけた不得意分野を、どうやったらやめることができるかを考えることです。
もちろん、絶対にやめられるとか、やめないといけない、とはいえません。
どうやっても、やめられないこともあるからです。
けれど、創作に関係していて、やめたほうがクリエイターに近づけると思えるなら、やめる方法を考えるのも良いでしょう。
最後の質問です。
「『これやってよ』と頼まれると、ドキドキして不安になったり、緊張したり、気持ちがネガティブになってしまうことはなんですか?」
心がマイナスな方向に動くということは、得意ではない証拠!
それを克服しようと努力するより、そこで勝負をしないことが大切です。
僕の場合、大勢の人の輪に入ることや、高いところに行けと言われると、ドキドキします。
きっとみなさんにも、そんなことがあるのではないでしょうか?
時間は「得意なこと」に注ぎ込もう!
さて。
ここまで5つの質問を出しました。
1つ1つに答えることで、あなた自身の不得意なこと、適していないことがいくつか見えてきたはず。
不得意なことがわかったら、その分野に時間を費やすのをやめて、不得意の逆の「得意なこと」「自分に合っていること」に時間をかけましょう!
「得意なこと」「自分に合っていること」の見つけ方は、またこのブログで書いていこうと考えているので、よろしければ記事の最後にあるライン公式アカウントをフォローしてください!
ということで、今回は「自分が不得意としていることや、適していない、合っていない分野が発見できる5つの質問」についてでした。
ぜひ質問に答えて、あなたがムダにしてしまっているかもしれないことを見つけ出してください!
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