夏休みの宿題をいつやっていた?
みなさんは、夏休みの宿題をきちんと計画通りにやっていましたか?
ぼくは7月中に終わらせていた、イヤなタイプです!
友だちがいなかったので、やることなくてヒマつぶしにやっていただけですが。
とはいっても、ぼくみたいなタイプは少ないはず。
多くの人は、8月31日ギリギリになってようやく重い腰を上げて、宿題に手を付けていたのではないでしょうか。
ここで大切なのは、いつやり始めたか、ではありません。
なんだかんだいって、イヤイヤながらもみんな、9月1日の始業式までには宿題を終えていたという事実です!
なぜ、9月1日には宿題が終わっていたのでしょうか?
それは「締め切り」があったからです!
もしも先生から、「夏休みの宿題は出すけれど、休み明けに提出しなくてもいいよ」と言われたらどうでしょうか?
9月になっても、10月になっても、絶対にやりませんよね!
つまり、
「9月1日という【締め切り】があったからこそ、宿題を最後まで完成させることができた」
といえるのです。
締め切りは偉大なもの!
ぼくは、自分で締め切りを設定できるかどうかが、クリエイターになれるかどうかの分かれ道だと思っています。
クリエイターを名乗りたいなら……
では、締め切りを設定することによって、みなさんがどんな良い影響を受けるか、3つお伝えいたします!
1つめは「作品を完成させられる」です。
作品というのは、完成させないことには意味がありません。
たとえ未完の作品が1000個あっても、未完ではダメなんです!
クリエイターはポートフォリオ(自分の作品集)を持っていて、それを通して自分の存在をアピールします。
ですが、ポートフォリオに未完の作品を掲載したところで、何のアピールにもなりません。
「イラストを描いてほしいんだけど、ポートフォリオ見せてよ」
「わかりました! これです」
「え……一つも完成してないじゃん。これじゃあどんな作品を描けるのか、判断できないよ」
「……」
「それに、もし今回イラストを頼んだとしても、そのイラストだって最後まで完成する保証がないでしょ。こんなんじゃあ、とても仕事は頼めないよ」
こんな風に言われてしまうのが関の山。
ですが、夏休みの宿題の例でお話ししたように、ぼくたちは締め切りを設定することで、「その日までにやらないとまずいぞ!」と思い、その結果、最後まで完成させられるのです。
みなさんがこれからクリエイターを名乗る以上は、作品を完成させなければならず、そのためには「締め切り」を設定することが効果的ということです。
尻に火をつけろ!
締め切りを設定することの良い影響、2つめは「ダラダラしなくなる」です。
夏休みの宿題でいうと、8月29日あたりから「そろそろ取り掛からないとヤバいぞ」と、尻に火がついたはず。
イヤイヤかもしれませんが、それまでのダラダラがなくなり、1秒たりともムダにしない勢いで、一気に宿題に取り掛かったのではないでしょうか。
これも、締め切りの効果。
締め切りがなく、宿題を提出する必要もなければ、8月29日も30日も31日も、やっぱりダラダラと夏休みの最後を堪能していたはず。
けれど、締め切りを設定した影響で、モチベーションが爆上がりしたのです!
締め切りを設定しないと、作品は完成しない
3つめは「作品のクオリティアップ」です。
前日の記事「作品の完成度が50点でもOKな3つの理由とは?」でもすこし触れましたが、プロのクリエイターたちは締め切りを設定して、そこから逆算して何度も修正を重ねて、50点、60点、70点、80点、90点、100点とクオリティを高めるのです。
だから、締め切りがないことには、クオリティは高められないのです。
もしかしたら、
「締め切りがなければ、何度も修正を重ねることができるから、天井知らずでクオリティが高められるのでは?」
なんて思ったかもしれませんね。
でも、そんなことはありません。
疑う人は、一度、締め切りを作らずに創作をしてみてください。
やる気もでなければ、ただただ時間だけが経過していき、いつまでたっても完成しませんから!
ということで、みなさんが締め切りを設定することで受ける良い影響を3つ、説明しました。
善は急げです!
早速、今製作中の作品をいつまでに作り、公開するか、などを決めてみてください!
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