一流はインプット・アウトプット量が狂気の沙汰
新人クリエイターさんが今回の記事を読むと、ムチャクチャやる気になるか、一気に夢が冷めてしまうか、どっちかではないでしょうか。
それくらい劇薬なので、軽い気持ちで読んでみようと思った人は、今回はここまで、ということで!
さて。
心の準備はいいですか?
今回は、一流クリエイターのインプット・アウトプット量は狂気の沙汰という話です。
「彼ははっきり言って、タガが外れてる……」
そんなデザイナーを紹介しちゃいます。
みなさんの中には、プロのクリエイターが知り合いにいない人もいるでしょう。
そんな人は、クリエイターというのは毎日、どんな生活をしていて、どれくらい仕事をしているのか、よくわからないはず。
それがわからないと、自分はクリエイターに近づけているのか、まだまだ遠いのか。
いまいち判断できません。
だから、ぼくの知っている出版業界の一流クリエイターの仕事量をご紹介します。
「この人は、人外だ……」
「こんな生活、絶対マネできない」
こんなふうに思わないで、みなさんのモチベーションが上がることを祈っております。
あるクリエイターのヤバすぎる日常生活
そのクリエイターの名は井上新八さん。
常時50冊くらいの本のカバーを手がけている、売れっ子ブックデザイナーです。
ビジネス書を手掛ける編集者で、彼の名を知らない人はいない。
みなさんも、井上新八という名前は知らなくても、彼の手がけた作品は見たことあるかも。
アマゾンTOP100を見たら常時5冊くらいランクインしているし、書店の新刊コーナーに行けばやっぱり5冊くらいは常に並んでいます。
彼の仕事量は尋常じゃないし、ヒット率もハンパない。
しかも、カバーをパッと見たら、「これは井上新八さんだな」とわかるカバーも多い。
これは、彼の個性が作品で表現されている証拠だといえます。
そんな井上さんは、日常生活をブログやnoteに記していて、そこから彼の日常生活が垣間見ることができます。
「あんなにたくさん仕事をしていて、彼はいったい何人いるんだろう?」
と言いたくなる日々を送っています。
彼の日常生活の一端を羅列すると……。
- ほぼ毎日、映画館で新作映画を観ている
- テレビドラマもすべて録画して、観ている
- 深夜アニメもすべて録画して、観ている
- 1日1冊、読書している
- 毎日ゲームもしている
- 毎晩のように飲み歩いている
- 約5キロのジョギングと筋トレも欠かさず毎日
- 毎日200通くらいメールを処理
- 週に2、3回は編集者と打ち合わせ
- 年間150冊以上のカバーを手がける
- ブログやnoteも毎日のように更新
こんな生活、マネできそうですか?
インプットもアウトプットも、量がヤバくないですか?
ここまでやらないといけない!?
ぼく自身、井上さんには数冊ですが、本のカバーデザインを依頼したことがあります。
当時はまだコロナ禍じゃなかったので、直接会って打ち合わせをしたんですが、毎回、映画談義になりました。
彼のすごいのは、新作はほぼすべてチェック済み。しかも、公開してすぐに観に行ってる。
打ち合わせのときも、「このあと、映画館に行って●●を見るんですよ~」と。
そういえば、家の場所も映画館の近くであることが条件で、打ち合わせ場所も映画館の近くに設定することにしていると言ってたっけ。
さて。
一流クリエイターの雰囲気、少しは伝わりましたでしょうか?
ここまでやらないと絶対にプロになれない、なんて言いません。
でも、こういう人がゴロゴロしているのがクリエイターの世界!
いや。ゴロゴロはしていないかな……。
とにかく、モチベーションが上がっていたらうれしいです!
おたがいがんばりましょう!
井上新八さんに興味がわいてきたひとは、こちらを読むといいかもしれません。
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