今回のテーマは、クリエイターになる1番難しいけど、1番早い方法について、です。
続けることはたやすい?
プロのクリエイターを目指している人から先日、質問がありました。
「プロになるのが夢です! どんなツライこともやる覚悟があります! どうしたら最短でプロになれますか?」
この質問に対して、
「やるべきことはたくさんあるけど結局は、作品を創作し続けるのが一番の近道ですね」
と返すと、
「いや、もっとツラくて、みんなやりたがらないけど、その分、効果があることを教えてください!」
といわれました。
もしかして、みなさんの中にも、続けることをたやすいことだと思っている人、いませんか?
ということで今回は、「続けることが一番難しいけど、一番の近道」という話です。
「続けたい意志」vs.「続けたくない本能」
さて。
繰り返しますが、作品を生みだし続けることこそが、クリエイターになるための最速で最短の近道です。
けれど、これが一番難しいことでもある。
だから、もしもクリエイターをめざしているなら、「自分だったらどうやったら続けられるだろうか」と考えることは、非常に大切です。
なぜなら、とても残念なことですが、クリエイターをめざす人の多くは、続けられないから。
これまでやっていなかったことを新しく始めて、それを続けるって、ムチャクチャ苦しくて、困難なことなんです。
これは、努力の問題ではなく、脳や人の本能の問題になってくるので、人間である以上は抗えないことといってもいいでしょう。
どういうことかというと、ぼくらの脳は、なるべく変化のない生活をおくることを好み、変化を嫌います。
そのため、新しいことを始めようとすると、脳が勝手に、
「やめて! ツライから、前とおなじことをやってくれよ」
と指令を出すんです。
その結果、とくに新しいことをやり始めた最初のうちは、元の状態に戻りやすい。
きっとみなさん、そんな経験を山ほどしているはず!
たとえば、「これから毎日、1日1時間、創作にあてよう」なんて決めても、2、3日でやめてしまったり。
「明日から毎日6時起きだ!」と決めても、やっぱり1週間も続かなかったり。
「8時以降は何も食べないぞ!」と決心しても、3日後にはチョコレートをつまんでいたり。
ぼくだってもちろん、何度もそんな経験があります!
こうやって「続けたい意志」vs.「続けたくない本能」という戦いになるのは、人間の特性であり、仕方ないこと。
そして多くの場合、「続けたくない本能」が勝ってしまうのもまた、人間の特性。
これが、どうやっても続けるのは難しいメカニズムです。

ライバルは勝手にどんどんいなくなる
「続けるのが難しいのはわかったけど、続けることが、夢をかなえる近道なのはなんで?」
と思った人もいるはず。
考えてみてください。
多くの人が続けられず、脱落していくということは、逆にいえば、みなさんが続けているだけで、勝手にライバルがいなくなっていく、ということでもあります。
つまり、続けてさえいれば、クリエイターになれる可能性が高まっていく、ともいえるんです。
たしかに、クリエイターをめざしている人はすごく多い。
でも、「こんなにライバルが多いのか! なら自分なんかにはムリだ……」と悲観する必要は少しもありません。
先ほどいったように、みなさんが続けているだけで、クリエイター志望者が減っていくんです。
その証拠に、ツイッターでもインスタでも作品投稿サイトでもいいので、ちょっと見てみてください。
何作か公開して、それから数年間、投稿がない人なんて、山ほどいますよね。
作品を投稿するくらいモチベーションが高い人でさえ、ちょっとしたら続かなくなってしまうんです。
それくらい、続けることってとにかく大変なんですよ!
ようするに、続けることが1番難しくもあり、だからこそ、続けることが1番の近道にもなるということ。
これが、続けることが夢をかなえる近道という理由です。
最後にお知らせ
ということで今回は、「続けることが一番難しいけど、一番の近道」という話でした。
続けるための具体的な方法は、このブログでもチョコチョコと良いやり方を書いているので、その中から自分に合っているものを選んでください!
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【just do it!】
「自分だったらどうやったら続けられるだろうか」と考えてみよう!
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最後にお知らせです。
昨年、「アイドルグループをたちあげる」という話をしました。

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今日のブログを読んでモチベーションが上がって、「よし! やってやるぞ!」なんて気になっている人がいたら、ぜひ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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