今回は、以下の質問にお答えいたしました。
新人作家さんたちの小説を集めた本を出されるということなのですが、作家さん一人の担当文字数、ターゲットの年齢層、想定部数など、どのような感じにお考えなのでしょうか?
ありがとうございます。
「新人作家さんたちの小説を集めた本を~~」について、まだ知らない人のために少し説明をしますね。
▼▼メールマガジンの読者をプロ作家に育てる
週に1回、小説の書き方や、今の出版業界について、プロ作家として生きていくための知恵などを書いたメールマガジン「最速で小説初心者をプロ作家に育てる! 人生を変える小説予備校」というのを、9月7日に創刊します。
そのメルマガの読者の方たちから、プロットや原稿を募集して、来年3月に小説を出版しようと考えていまして、今回のご質問はそのことについて、もう少し詳しくということですね。
正直に書くと、まだ「メルマガ読者から原稿を募集」「来年3月ころ出版」というくらいしか決めていません。
なので、変更の可能性もアリという前提で、これから詳細を書いていきます。
メルマガ発の1冊目なので、まずは自分の作品が実際に出版されて、書店に並ぶという経験を、少しでも多くの人に経験してほしいという気持ちがあります。
なので、テーマを決めて、中編を3作くらい掲載する予定です。
もちろん、おもしろい作品が多数集まったら、2冊同時発売にしてもいいですね!
3月に至る流れとしては、まずはメルマガ内でプロットを募集して、それを私が読み、おもしろかったプロットは実際に原稿を書いてもらい、それを編集しながら最終的に掲載作品を判断します。
▼▼自費出版ではないし、装丁もプロに!
一応お伝えしておくと、これは自費出版ではありません。印刷代などお金の請求なんて一切ありません。
書店に普通に並びますし、同じコーナーには、東野さんや恩田さん、伊坂さんの本もあるでしょう。
この本はあくまでプロ作家としての一歩目であり、今後もプロとして活躍してほしいので、編集者としての編集作業はしっかりやって、きちんとしたクオリティにもっていきます。
当然、装丁も名の通ったデザイナーにお願いします。
ターゲットは、募集するテーマを決めていないので、まだ何ともいえませんが、ラノベでも文庫でもなく、単行本の一般文芸として勝負します。
なんとなくの思いつきですが、テーマは「切ない恋愛小説」か「学園青春小説」あたりでしょうか。
もしくは、メルマガ内でテーマを一緒に考えるのもいいかもしれないと思っています。
初版想定部数は、3000~4000部です。
これは一般的な文芸(売れっ子作家を除く)と同じ部数です。
印税の計算をすると、定価1500円だとしたら、4000部で60万円。
3人で書いていたら、一人当たりの文字数によりますが、だいたい一人20万円前後です。
▼▼自分で作って、自分で買う編集者
また、初版部数のうち、ある程度の部数は、私がプロモーション用として買います。
自分で作って自分で買う編集者なんて、ほとんどいないと思いますが、それくらい私は本気だということです。
みなさんから見たら、月880円のメルマガ購読料で、おもしろい小説が書けるようになって、出版業界の情報も手に入って、編集者に聞きたいことが聞けて、プロ作家デビューもできるかもしれなくて、印税も手に入るかもしれない……、ほかにこんなサービス、聞いたことがありません(笑)!
ということで、もしも興味が出てきたら、こちらからご登録をお願いします!
登録初月無料となっています。
「最速で小説初心者をプロ作家に育てる! 人生を変える小説予備校」
もしくは、もう少し詳しいメルマガの内容は、こちらを読んでみてください