小説家になりたいなら〇〇〇と比較しよう

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今回は、
わたし自身、思い当たるところがたくさんあるので、
書いていて辛いしキツイのですが、
みなさんに同じような失敗をしてほしくないので、
思い出しつつ書いていきます。

「誰かと自分を比較することについて」です。

さて。

自分がすごく苦労して書いた小説が
全然評価されなかったり、
サイトに投稿しても
誰も読んでくれなかったりすると、
気持ちが落ち込みますよね。

「あんなに努力したのに…」と。

そんなときに追い打ちを書けるように、
たとえばSNSフォロアー数が同じくらいの人の書籍化が決まったり、
投稿サイトですごく評価されていたりすると、

「なんで自分じゃなくてあの人なんだよ」

「あんな作品のどこがおもしろいんだ」

「私のほうが絶対おもしろいのに」

なんて考えてしまったりすること、
きっとあると思います。

Lukas BieriによるPixabayからの画像

私も以前は、
同期の編集者とか、
他社の編集者と自分をいつも比べていました。

私の編集担当した本が
何万部も売れてイケイケのときは、
「まあ、みんなもがんばってよ」
くらい余裕があったのですが
(書くのも恥ずかしいくらいイヤな奴ですね…)、
担当作が全然売れない時期に
知り合いの編集者の担当作がベストセラーになっていると、

「あんな本、プロモーションに金をかけたから売れたんだろ。
会社の力であって、編集者の力じゃないだろ」

なんて思っていました。
…やっぱりイヤな奴ですね…。

 

▼▼▼▼▼

 

ただ、ある飲み会で、
尊敬する編集者から、

「そんなふうにいくら考えたところで、
キミの担当作が売れるようになるはずない。
それに、
比べるんだったら他人ではなくて、
過去の自分と比べなさい」

と言われて以来、
そうやって比較することをやめるように決心しました。

とはいえなかなか大変でしたし、
今だってたまに他人と比べて落ち込むこともあるのですが。

で、何がいいたいかというと、
他人と比較することって
あまり意味がないんですよね。

たんなる嫉妬につながるだけですから。

唯一いい方向に作用するとしたら、

「これだけ高評価されているんだから、
あの人は見えないところで
私以上にがんばっているんだ。
私ももっとがんばらないとなあ!」

という具合に、
自分のモチベーションアップの材料にできる場合のみでしょう。

それ以外は、ほぼ100%、
マイナスの効果になるので、
自分自身でしっかりと意識して、
他人との比較はやめておきましょう。

また、私の尊敬する編集者も言っていましたが、
他人と比較するよりも、
過去の自分との比較が大切なんですよね。

他人といくら比較したところで、
自分の書く力がアップするわけではありません。

「あんな作品に人気があるなんておかしい」

「俺のほうがぜったいおもしろいのに」

「SNSの使い方がうまいだけで、すぐに化けの皮がはがれるよ」

こんなふうに考えたところで、
自分の作品は1ミリもおもしろくなっていません。

むしろ、
そんなことを考える時間を
小説執筆に取り組んでいたならば、
執筆も進んだはずですし、
おもしろくだってできたはず。

大切なので繰り返しますが、
他人との比較は、
ただただ時間のムダになってしまうのです。

 

▼▼▼▼▼

 

比較をプラスに変えるためには、
ライバルや他人ではなく、
「過去の自分」と比べてください。

今日の自分は、
昨日の自分よりも成長しているか。

嘘偽りなく、正直に考えてみてください。

そうやって一日一日を少しずつ成長していく以外、
おもしろい小説は書けないんです。

小説家にも近づけないんです。

 

 

そういえば以前、
このようなことを作家志望者に伝えたところ、

「筋トレだと、
『前は腕立て伏せが15回しかできなかったのに、
20回できるようになった』
というように、
数字としてわかりやすく成長が見て取れる。
けど、小説を書く力というのは、
数字のようなわかりやすい指標がないので、
成長の度合いを感じづらいんです」

と言われたことがあります。

でも、それは間違いです。

成長と努力の量を示してくれる、
わかりやすい指標がきちんとあります。

それは、これまでに書いた文字数、言葉の数です。

これは、紛れもない努力の証です。

これを積み重ねていくことが、
成長になるんです。

書いた文字の数は、あなたを裏切りません。

それに加えて、
「わたしはちゃんと努力している」
自分に対して嘘偽りなく言えるなら、
ほんの小さなことや、
自分にしかわからないことでの成長が、
かならず見つけられるはずです。

ということで、
今回は誰かと自分を比較するのはやめましょう、
ということについて書きました。

おたがい頑張りましょう!

 

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今回の記事は、9月6日の小説予備校メルマガから抜粋しました。

・やる気はあるけど、どこから手をつけていいか分からない

・自分の書いている小説がおもしろいかどうかが不安……

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・何度文学賞に応募しても、一次か二次で落選してしまう

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