読むだけでちょっと学べる創作論

プロ作家を目指すあなたへ

今回の記事は、10月11日から17日の間にツイートした創作関係の言葉をまとめて掲載しています。

読むだけで、ちょっとだけ前向きになったり、学びがあったりするはず。

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小説を書きながら同時にストーリー展開を考えるって、作者としてはすごく楽しいかもしれないんだけど、それを読むほうはどうなんだろう?
いってみれば、撮影現場で脚本を書きながら映画を撮影するようなものなんじゃないだろうか。
それで傑作ができるなら別にいいけど。

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これまでは「小説予備校メルマガを読むと、おもしろい小説が書けるようになります」といっていた。
けれど、「プロ顔負けのエンタメ小説」か「続きが気になるエンタメ小説」にしようかな~。
ここのところしばらく考えていたんだけど、このあたりがしっくりくる気が。
#小説のプロセスエコノミー

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小説を書くことを仕事にしている小説家でさえ、1作書くのに数年かかったり、たまに途中で筆が止まってしまうくらい、長編を書くのは大変。
それを、あまり経験のない小説家のタマゴが、プロと同じことをやろうというのだから、取り掛かる前には相応の覚悟をしたほうがいい。
というか、まずは短編を!

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他人の足を引っ張るのはやめよう。
芸能人の不倫も、ツイッターの炎上も、迷惑ユーチューバーも、あなたの人生に関係ないはず。
そんなことに時間を割くより、小説執筆に時間を割こう。
時間は有限。残された時間はどんどん少なくなっている!
自戒をこめて書いた。 #小説のプロセスエコノミー

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小説を書く作業というのは、気づいたら孤独になってしまうもの。
そんなときでも、ライバルががんばっている姿を見ると、「よし、自分もやるぞ!」と奮い立たせることができるから。
だから、周囲にライバルや同志を見つけよう。 #小説のプロセスエコノミー

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作品が全然評価されなかったり、低い評価を受けてしまっても、そんなことで歩みを止めないで!
プロの小説家だって、最高の自信作がまったく売れなかったり、低評価を受けることが頻繁にある。
それでも書き続ける人だけが生き残れるのが、小説の世界。
#小説のプロセスエコノミー

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執筆するとき、スマホを近くに置くのはオススメしない。
スマホには人間の集中力を引き寄せる、おそろしい吸引力がある。ツイッターなんて、その最たるものかもしれない。
一旦始めると、どんどん小説を書く時間が減ってしまう。
集中したいときは、スマホを見えないところに置こう。

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きちんと睡眠時間を確保しよう。
執筆時間を捻出するために、多くの人は「睡眠時間を削ろう」と考えてしまいがち。
でも、そのうち必ず体にガタがくる。
それに、そんな日々は続かないから、むしろ効率が悪くもある。
絶対に睡眠時間は確保しよう。 #小説のプロセスエコノミー

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毎日、同じ時間に、同じ電車の、同じ車両に乗っている人、少なくないはず。
それでは何も発見できないし、冒険もできない体質になってしまう。
だから、意識して、日々違うことをやってみるのがいい。
毎日同じランチを同じ店で食べている人も要注意!
#小説のプロセスエコノミー

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小説を読んだり、映画を見たりして感動したら、「いったい自分は何に感動したのか」「なぜ感動したのか」を細かく分析しよう。
そのうち、自作に転用できるようになる。
つまり、読者の感情を操れるようになるということ! #小説のプロセスエコノミー

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別件の仕事で、仲良い編集者に私の書いた原稿を修正してもらった。
すごい柔らかく、読みやすくなった!
我ながら、自分の文体がちょっと固すぎることを再確認。
意識して柔らかくしよう!
#小説のプロセスエコノミー

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すぐにメモする習慣をつけよう。
人間はすぐに忘れてしまうもの。
大切であろうと、そうでなかろうと、そんなことは関係なく、とにかく忘れてしまう。
メモ帳でもスマホのメモアプリでもなんでもいいので、忘れたくないことは、とにかくすぐにメモを! #小説のプロセスエコノミー

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「全然うまく書けないし、このまま続けていてもいいのか不安になって、描く手も止まってしまう」
こう考える人は、理想が高い証。それはいいこと。
でも、成長は1段1段しかできない。何段も飛ばして一気に駆け上がることも無理。
やれることは、目の前を作品を完成させて、少しずつ成長するのみ。

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【「ええっ!」僕は驚いた。】
とか、
【「やめて!」私は拒絶した。】
みたいに、セリフでわかることは補足しないほうがいい。
そうではなくて、
【「ええっ!」口に出た言葉とは反対に、僕の心は一切揺れなかった。】
みたいに、セリフだけでは読み取れないことを書こう。

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推敲作業の基本は
「加える」
「削る」
あと一つ、なんだと思いますか?
正解は、
「移す」
です!

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大福とイチゴ。
誰もが知っているこの2つを掛け合わせて、イチゴ大福というオリジナルな食べ物になった。
おなじように、ありふれたことでも、それを掛け合わせることによって、オリジナルなアイデアはいくらだって作り出せる。

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自分に課しているハードルを高くして、厳しい目で自分の原稿を読むのも悪くない。
けど、セルフボツが多くなりすぎたり、他の人に読ませて感想をもらう機会がなくなったりすると、かえってマイナス。
セルフボツはあまりしないで、どんどん公開して、だれかに読んでもらうほうが、成長できる。

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小説家のタマゴに伝えたい2つのルール。
ルール1:小説を書くのが苦痛になってきたら、しばらく書くのを止める。
ルール2:ルール1を絶対に忘れない。

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小説の練習って、サッカーと違って、見た目は全然汗をかかないけど、脳みそはむちゃくちゃ汗をかいてるんだぞって、声を大にして言いたい!!

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