小説家のタマゴは、お笑い芸人のように●●しよう!

プロ作家を目指すあなたへ

あけましておめでとうございます。

 

今年も小説予備校をどうぞよろしくお願いいたします。

 

新年1発目の記事にふさわしく、多くの小説家のタマゴに参考にしてほしい記事です。

 

ズバリ、「小説のアイデアは、なにからインプットすればいい?」という内容です。

 

この記事を読み終えたら、今日からの1日24時間の過ごし方が変わってくるでしょう。

 

「毎日時間が足りなくて、インプットする時間がない」と悩んでいる人にも、きっと参考になると思います。

 

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小説を書いている人なら100人中100人が、自分のアイデア力不足を嘆いたことがあるのではないかと思います。

 

もっと個性的なキャラクターを主人公にしたいけど、おもしろいアイデアが浮かんでこない」

 

「読者を一発でノックアウトするような最初の1行が出てこない」

 

「ラストは決まっているけど、どうやってそこにたどり着けばいいのか、いいアイデアが思いつかない

 

「主人公をもっと絶体絶命に追い詰めたいのに、中途半端な案しかでない。もっと主人公をどん底に落とせるような場面を作りたい」

 

などなど、こういったことで悩み、考えても考えてもいいアイデアが出てこないという経験、きっとあるはず。

 

そしてある日、なにかのときに「ひらめく」瞬間が突然やってきて、その場はめでたしめでたし、となるわけです。

 

ここで考えてほしいのは、そもそも、この「アイデアがひらめく」というのは、いったい何なのでしょうか?

 

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思い出してほしいのですが、今まで、まったくゼロの状態からアイデアがひらめいた、なんて経験をしたことはないはず。

 

そうではなく、すでにインプットされて頭のなかに存在していたものが、ふとしたきっかけによって、「あ、そうだ!」とひらめいているはずです。

 

これは逆にいうと、自分の中にインプットされていない情報は、絶対にひらめいたりしないんですよね。

 

たとえば、「インドネシア語」という言語の存在を知らない人が、小説の書き出しをインドネシア語で「こんにちは」にするというアイデアは、絶対に出てきません。

 

ちなみに、インドネシア語でこんにちはは「Halo(ハロ)」といって、英語のハローと近いんですが、いま、この情報を知ったことによって、もしかしたら今後、みなさんが何かで悩んだときに、ふとインドネシア語のあいさつのことが閃いて、これが出てくる可能性もあるわけです。

 

もうおわかりかもしれませんが、「アイデアがひらめく」というのは、いってみれば「思い出す」に近いものなのです。

 

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となると、いいアイデアを出すにはどうすればいいでしょうか。

 

簡単ですよね。

 

「インプット量を増やす」。

 

これに尽きます!

 

ただ、このように書くと小説家のタマゴの方々はとくに、

 

「私は小説のアイデアがほしいから、たくさん小説を読んで、そこからインプットすればいいんだな」

 

と考えたのではないでしょうか。

 

でも、それは半分正しくて、半分間違い。

 

小説のアイデアになりそうなことは、小説に限らず、映画も、マンガも、舞台も、音楽も、もっといえば「日常生活のあらゆるすべて」から、インプットできるんです。

 

ただし、その際に一つ、心にとめておかなければならないことがあります。

 

それは、インプットできるのは、「あなたの心が動かされたもの」に限るということ。

 

心が動かないものは、見たり聞いたり体験しても、私たちの中をあっさりと通り過ぎてしまって、なにも残りません。

 

それではインプットしたことにならない。

 

とはいっても、あることに対しておもしろいと思えるかどうかというのは、あなた自身の「気の持ちよう」が大きくかかわってくるもの。

 

一つの出来事が起こっても、それをどうとらえるかはその人次第ですからね。

 

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でも、「その人の気持ち次第なのです」という結論では参考にならないので、ここで一つ、とっておきのヒントを。

 

『人志松本のすべらない話』というテレビ番組をご存じですか?

 

簡単にいうと、芸人たちが、自分のまわりで起こった話をおもしろおかしく話す番組です。

 

私はあの番組を見ていると、いつも考えることがあります。

 

それは、芸人と同じ出来事が私の目の前で起こったときに、それをおもしろいと思って記憶して、人に話すなんてできないだろうな、ということ。

 

きっと私は、とくに何も思うことなく、スルーしてしまうんじゃないか。

 

なにが言いたいのかというと、芸人たちにとっては、身の回りの出来事が話のネタになるので、「なにか話のネタになりそうなことはないか?」という気もちで周りを見ているわけです。

 

その結果、テレビで披露して大勢を笑わせる話が作れるということ。

 

こういった芸人の姿勢は、私たちも参考にできるはず!

 

もちろん、私たちがすべての出来事を「すべらない話」にまで昇華する必要はありません。

 

でも、小説家のタマゴとして「もっとおもしろい小説を書きたい!」と考えているなら、まるで芸人のように「なにか小説のネタになることはないかな?」と考えながら毎日を生活することで、インプット量は飛躍的に増していくのです。

 

それに、想像してほしいのですが、

 

「1日24時間365日、あらゆる時間、あらゆる場所、あらゆる出来事が小説のアイデアになる」

 

と考えながら生活するのは、すごく刺激的で楽しい毎日になると思えませんか?

 

もしもアイデア不足、インプット不足を嘆いている方がいたら、こういった姿勢で日々を過ごしてみることをオススメします。

 

ということで、今回は「アイデアは、自分次第でどこからでもインプットできますよ」ということについてでした。

 

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こういう記事って、読んで「なるほど~」と思うだけだと、あまり意味がありません。

 

でも、「私は~~~と思った」みたいに一言書いて、自分の意見を入れておくだけで、その内容が格段に活きてくるんです。

 

なので、もしも今回の記事がおもしろかったという方がいましたら、すぐ下にあるツイッターマークから、この記事の感想や意見を入れつつ、つぶやいていただけると、今回の内容がインプットできますし、私もうれしい!

 

よろしくお願いします!

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