今回は、小説を書く道具にはこだわりをもって、大切にしましょう、という話です。
みなさんは、小説を書くときには何が必要でしょうか?
鉛筆、ボールペン、万年筆、ノート、原稿用紙、パソコン、スマホ、机、イス、コーヒー、紅茶、水、たばこ、音楽、などなど、一人一人で違うとは思いますが、このようなものが必要なのではないかと思います。
では、このなかで、何か、すごくこだわりをもっているアイテムなど、ありますか?
「この色の万年筆のインク以外、使わない」
「パソコンのキーボードは、これにしている」
「イスは、いくつか試したけれど、あのブランド以外は使わない」
「この紅茶がないと、気がのらない」
こういったこだわりを持っている人、きっといると思います。
道具にこだわりを持つことによって、その道具があなたの書く力を何倍にもしてくれるはずです。
プロ作家を目指しているならとくに、道具にこだわりましょう。
バイオリニストが、バイオリンにこだわるように。
ユーチューバーが、マイクやビデオカメラにこだわるように。
マラソン選手が、スパイクにこだわるように。
みなさんも、自分の扱う道具にはこだわりを持ちましょう。
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また、道具にこだわるだけではなく、その道具を大切に扱うことも重要です。
あの世界一のメジャーリーガー・イチロー選手も、バッドやグローブをとても大切に扱っていました。
練習や試合の後の手入れはすべて自分でやっていて、ほかの選手に触らせたりしなかったそうです。
そういえば、子どもたちから「どうしたら野球がうまくなりますか?」という質問に対して、イチローさんが「道具をおろそかにする選手は、絶対にうまくなりません」と答えている映像を見たことがあります。
私がイチロー選手を大好きということもありますが、それを引いても、やはり超一流選手のいうことを信じて自分も実行することは、何も考えずにいるよりもずっとメリットの多いことです。
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では、作家を目指す人がどの道具にこだわると、小説にいい影響が出るか、というと、今の時代はやっぱり「キーボード」だと思います。
ノートPCを使って書いている人は、おそらく元々ついているキーボードを使っていると思いますし、デスクトップPCの人も、やはりセットになっていたキーボードを使っているのではないでしょうか。
でもそれは、ギターを始めようと思った人が楽器店に行くとすすめられる「とりあえず音が出せる初心者向けセット」のようなものです。
いつまでも、ましてはプロを目指す人が、いつまでも初心者向けセットを使っていたら、
「もっといいギターとアンプを買えば? そのほうがもっといい音が鳴るし、練習にも身が入るよ」
と言いたくなりますよね。
同様に、プロ作家を目指すなら、いつまでも初心者向けキーボードを使うのではなく、もっといろいろと試してみて、こだわりのキーボードを見つけたほうがいいでしょう。
「キーボードなんて、どれもそんなに変わらないし、今のやつで十分書けるよ」
なんて思った人もいることでしょう。
別にそういう考えでもいいのですが、一回、結構高めのキーボードに電気屋などで触れてみてください。全然違いますので。
でも、こればかりは触ってみないとわからないので、実際に触ってみてくださいとしか言えません。
それにキーボードごとに違いがあるので、相性もあります。
なので、どのキーボードがいいかというのは、個人個人で全然違ってくるはず。
けれど、そういった違いがあることで、その道具にこだわりが生まれるのです。
ピッタリの道具を探すのに時間も手間もかかりますが、かかればかかるほどこだわりも生まれるはずです。
こだわりがあればあるほど、その道具を大切にもしますし、それが結局、作品の質にも影響を与えます。
ですので、まずはとにかく、こだわりのキーボードを探してみてください。
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そういえば、芥川賞作家の平野啓一郎さんは、ものすごくキーボードにこだわっているそうです。
愛用しているキーボードについて、なんともいえない触感のグミをかんでいるときのような、癖になる感じがして良い、といっていました。
打ち心地が全然違って、素晴らしいそうです。
作家にとってキーボードというの毎日触るものですし、そこにこだわりを持つというのは、みなさんにとってもすごく共感できるのではないでしょうか。
ということで、今回は小説を書く道具にはこだわりをもって、大切にしましょうということについてお話をさせていただきました。
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