(今回の記事は、こちらの動画をベースにしています)
いきなりですが、質問です。
「あなたがこの5年間で、お金と時間を1番注ぎ込んだのはなんでしょうか?」
この質問について考えることで、あなたは今のままで、おもしろい小説を書けるようになります。
先ほどの質問は、先日ツイートしたものです。
【ポテンシャルを発揮する質問】
「あなたがこの5年間で、お金と時間を1番注ぎ込んだのはなんでしょうか?」
この質問で、あなたの好きなことが見えてきます。その好きなことは、案外自覚していなかったりします。さらに、その好きなことこそ、あなたの才能、つまりポテンシャルにつながるのです!
【ポテンシャルを発揮する質問】
「あなたがこの5年間で、お金と時間を1番注ぎ込んだのはなんでしょうか?」
この質問で、あなたの好きなことが見えてきます。その好きなことは、案外自覚していなかったりします。さらに、その好きなことこそ、あなたの才能、つまりポテンシャルにつながるのです!— てて160/「小説予備校」の講師 (@produced_by_ti) January 26, 2022
ツイートを読んで、
「好きなことがポテンシャルの発揮につながる? どういうこと?」
と思った人も多いはず。
その説明の前に、ポテンシャルについて一度、考えてみましょう。
ポテンシャルとは、あなたのなかに確実に存在しているけれど、それがなんなのか、自分では認識できていない能力や魅力のこと。
日本語にすると、潜在能力とか可能性、将来性にあたるものですね。
ちなみに、私がポテンシャルと聞いて思い出すのは、「ドラゴンボール」です。
ナメック星編でクリリンと悟飯が、ナメック星人の最長老さまから、「まだ君たちは眠っている力がありますね」と言われて、頭に手を添えられると、戦闘能力が一気に上がったというアレです。ドラゴンボール見てない人はわからないですよね、すみません。
話を戻すと、みなさん一人一人に、間違いなくポテンシャルというのはあるんです。
ただ、それが自分ではなんなのかは分かりません。分からないからポテンシャルなんです。
そのポテンシャルが引き出されたら、今のままのあなたでも、一気におもしろい小説が書けるようになります。
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では、どうして好きなことがポテンシャルにつながるのでしょうか?
「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。
私たちは、嫌いなことややりたくないことには時間やお金をかけませんし、一生懸命になったりもしません。
でも、好きなことというのは、好きだからこそ一生懸命になって、自然と学んだり工夫したりして、それを極めようとするんです。
言葉を変えると、好きなことに対しては私たちはみんな、すでに今の時点でも、かなりの時間と力を注いでいるんです。
現時点ですでに、かなり極められているといえます。
にもかかわらず、自分で自分がいったい何を好きなのか、分からない人がすごく多いんです。
なぜかというと、好きなことに対して時間とお金をかけることが、当たり前になっているからです。普通のこと、生活の一部になっているんです。
自分ではなく、他人だったら「きみ、ほんとにそれ好きだよね」とわかるんです。
あなたも、友達と話していて、「この人、この分野に関して語らせると、熱量がすごいな」とか思ったことあるはずです。
最近、元女子アナの田中みな実さんが、指原莉乃さんのユーチューブ動画に出ていて、チョコレートについて熱弁していたんですが、チョコ好きだからこその情報量と熱量でした。
時間があるときにでも見てほしいんですが、あれも、田中さんにとっては当たり前のことを話しているけど、指原さんにとっては普通じゃないんですね。
というか、ほとんどの人にとっては普通じゃないんですが、あの田中みな実さんにとってのチョコレートが、みなさん一人一人にあるんです。
まとめると、好きなことは自覚できないけれど、多くの時間とお金を費やしているから、それに対する情報量や知識量も多いし、すでに極められているということ。
そこにあなたのポテンシャルが眠っているんです。
そのポテンシャルを小説にどう生かすかは、人それぞれです。
100人いたら100通りの好きなことがあるので、具体的にどうするかは、自分で考えるしかないんです。
でも、個性的な小説、おもしろい小説を書きたいなら、自分の好きなこと、ポテンシャルを見つけて、それを発揮するしかないんです。
それさえできたら、小説の勉強、表現の勉強などやらなくても、今のあなたのままで、書く小説が急激におもしろくなります。
ということで、今回は、あなたは今のままで、おもしろい小説を書けるようになります、についてでした。
自分の好きなこと、ポテンシャルを見つけ出すために、冒頭の質問に答える時間をつくってみていただければと思います。
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