「あの小説も、この小説も、
私には思いつかないアイデアが
たくさん盛り込まれてるなあ。
どうやってあんなアイデア、
思いつくんだろう……」
こんなふうに、
自分のアイデア力不足を嘆いている人、
いませんか?
今回は、
いいアイデアを出すための「究極の方法」を、
教えちゃいます。
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おもしろい小説には、
いいアイデアは不可欠ですよね。
ストーリーで起こる事件も、
キャラクターの特徴も、
タイトルも、
すべて「アイデア」が必要になってきます。
でも、
いざそれらを考え始めたときに、
「だれも思いつかないようなアイデアが、
まったくでてこない……」
「もっといいアイデアがほしい!」
こんなふうに思うことも
きっとあるのではないでしょうか。
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たまに売れっ子ミュージシャンが
インタビューで、
「メロデイが急に降ってきたんです」
「朝、目覚めたら、
頭の中で曲が出来上がっていました」
なんて答えたりしていますよね。
そんなふうに
アイデアが突然湧き上がってくる天才も、
中にはいると思います。
でも、
残念ながら99.9%の人は、
そうではありません。
では、
私も含めた99.9%の人が、
そんな天才たちに勝つには、
どうすればいいのでしょうか?
どうやって、
彼らに勝るアイデアを出せばいいのでしょうか?
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結論を書くと、
その方法はいたってシンプル。
質より量。
つまり、「数」で勝負です。
あるコピーライターが
『100案思考』という本を出していますが、
まさにそのとおりです。
アイデアを
出して出して出しまくるんです。
いま、
「いきなりアイデアをたくさん出せって言われたって、
それができたら苦労しないんだよ!」
と思った方もいることでしょう。
ということで、
非常に実践的な、
たくさんアイデアを出す方法を3つ、
お伝えします。
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1つめは、
「いきなりアイデアを出すのではなく、
その前にインプットをする」
です。
いきなり、
「よし。今からアイデアをたくさん出すぞ!」
と考え始めても、
おそらくそんなにたくさんのアイデアは
出てこないはず。
それは、
インプット量が足りないから。
なので、アイデアを出す前に、
出したいアイデア関連の情報を
たくさんインプットするんです。
アイデアとは
「にわとりのタマゴ」
のようなもの。
にわとりに限りませんが、
えさをたくさん食べないと
タマゴを産んでくれませんよね。
それと同じで、
たくさんインプットをしないことには、
アイデアだって出てこないんです。
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2つめは、
「アイデア出しの時点では、
そのアイデアがいいか悪いかは考えず、
数をたくさん出すことに集中する」
です。
アイデア出しの時点では、
そもそもそのアイデアが優れているか否かの判断は
できないもの。
だから、
その判断は後回しにして、
とにかくたくさんのアイデアを出すのです。
ひたすら出すのです。
どんなアイデアでもいいので、
出すのです。
こう伝えると、
「ひどいアイデアばかりで恥ずかしい」
と考える人もいます。
そんな人は、
自分のアイデアと、
世の中にある素晴らしいアイデアを
比較してしまっているんですね。
ですが、
世の中に出ている素晴らしいアイデアの後ろには、
何十、何百、何千ものひどいアイデアが
屍として眠っているんです。
それらは世の中に出ていないだけで、
みんな、素晴らしいアイデアを出すために、
クソみたいなアイデアもたくさん出しているんですよ。
なので、
自分だけしか見ないアイデア出しの段階では、
恥ずかしがることも、
誰かに遠慮することもありません。
繰り返しますが、
アイデアは質より量。
この段階では、
ただひたすらに量をこなすのです。
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3つめは、
「アイデアは頭の中で考えて終わりではなく、
メモ帳でもノートでもアプリでも、
とにかく文字や図、絵にして、
目に見える形にする」
です。
アイデアは、
頭の中で思考しているだけでは、
アイデアとは呼びません。
それは、単なる空想や想像です。
目に見える状態にして、
はじめてアイデアと呼べるのです。
つまり、
「アイデアを出す」とは、
目に見える形にすることまでを指しているのです。
それに加えて、
人間はどんなにいいアイデアを思いついても、
あっさりと忘れてしまうんです。
みなさんも、
そんな経験、
一度や二度じゃすまないくらいあるはず。
「忘れてしまうアイデアは、
たいしたアイデアじゃなかったんだ」
なんていう人もいますが、
そんなことはありません。
いいアイデアだろうと、
絶対に忘れてはいけない大切なことであろうと、
忘れるものは忘れてしまうんです。
それには抗えません。
だから、書き留めるんです。
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おそらく多くの人は今まで、
数多くのアイデアをだすことなく、
パッとひらめいただけのアイデアを、
「最高だ!
これ以上のアイデアは、もう出ない!」
と思ってしまっていたはず。
でも、もうこれはやめましょう。
もっとたくさんのアイデアを出したら、
それよりもいいアイデアが思いつく可能性のほうが
はるかに高いのです。
100案とまではいかなくても、
できる限りたくさんのアイデアを出すことを
おすすめします。
ということで、今回は
誰にも負けないアイデアを出すための
究極の方法についてでした。
参考にしてみてください。
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