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今回の記事は、「作品愛」はあっても「作者愛」がない現代に、クリエイターが生き残るための方法についてです。
作品を倍速視聴や10秒飛ばし、無料サービスや立ち読みで終わらせず、ちゃんと作者のファンになってもらうにはどうすればいいか、知りたい人にむけて書きました。
とくに、だれかの推しになりたいクリエイターは、ヒントになるはず!
作者への愛がない時代の到来
さて、少し前に『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(稲田豊史)という本を読みました。
~内容紹介~
現代社会のパンドラの箱を開ける!
なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。
なんのために? それで作品を味わったといえるのか?
著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、
やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという
事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか?
いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか?
あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。
アマゾンで400以上のレビューがつくくらいで、とくにクリエイター業界ではかなり話題になっています。
この本には、ネットフリックスやアマゾンプライムによって倍速視聴や10秒飛ばしを多用しながら映画やドラマを観る人が増えてきていて、特に若者ではそれが当たり前になってきているという現状と考察が書かれていました。
個人的にすごく興味深かったのは、そうやって倍速視聴をする人は、すごくいい映画を観たとしても、その監督の過去の作品や新作はとくにチェックしないということ。
あくまで、その作品単体が良かったのであって、それを生み出した作者には興味ないんですね。
これは映画に限らず、ラノベも同様だそうで、作品やシリーズがヒットしても、その作者の新作は読まないんだとか。
ぼくにとっては初耳&衝撃だったので、
「ああ、これはクリエイターにとって、また新しい時代がやってくるなあ」
と思ったわけです。
これからは、映画とラノベに限らず、マンガもイラストも文学も音楽も同じことが起こるでしょう。
「作品愛」はあっても、それを創作した人、つまり「作者愛」はない時代の到来です!
200万部売れてもファンがつかない作家の未来
作者愛を持ってもらえず、ファンになってもらえないということは、毎回毎回新作を発表するたびに、ゼロから集客をやり直さなければいけません。
いってみれば、作品をつくるたびにツイッターアカウントを作りなおすようなもの。
そういえば昔、たしか200万部くらい売れて、映画化もされ、いろんなメディアで話題になった小説がありました。
多くの場合、そこまで本が大勢に読まれたなら、そんな小説を書いた作家には多くのファンがつきます。
それなのに、その小説は違いました。
作家にあまりファンがつかなかったんです。
その証拠に、その作家の次作は、「あの●●の著者の最新作!」と帯に大きく書かれて初版部数もかなり多かったにもかかわらず、それほど売れなかったんです。
しかも、その後、その作家は新作を出せば出すほどどんどん売れ行きが下がり、初版部数も減り、出版ペースも落ち、ここしばらく、新作を出していない気が……。
なにがいいたいかというと、作者にファンがつかないと、どんなに売れた作品があったとしても、活動を続けることができないなってしまうということ。
そしてこれからの先の未来、このような作者がもっと増えるはず。
「そんな時代が来るのは分かったけど、じゃあどうやって生き残るの?」
このように考えますよね?
作者愛を持ってもらう、言い方を変えると、作者のファンになってもらうには、何をどうすればいいのでしょうか。
作者愛を持ってほしいなら、自己紹介をつくりこめ
もちろん、「これからはそういう世界なんだから仕方ないさ!」と割り切るのもアリでしょう。
実際に、多くのクリエイターは自分のファンになってもらおうと考えていませんし、考えていても何も行動に移していません。
ですがもし、
「自分は作者愛を持ってほしい。ファンいてこそ、自分は活動できるんだ!」
とお考えでしたら、「ある型」を用いた自己紹介をつくってみませんか?
作者のファンになる人を確実に増やせますよ!
なぜかというと、型を使った自己紹介は、人を引きずりこんで離さない力があるから。
たとえば、完全無欠で見た目もかわいいのにあまりファンがいないアイドルもいれば、見た目はそこそこなのに、すごくファンが多くてしかも熱狂的というアイドルもいます。
両者の違いは、人を引き付ける要素を発信している点。
その要素を取り入れているのが、型を用いた自己紹介なんです!
当然ですが、これはアイドルに限りません。
小説家も、イラストレーターも、映画監督も、ミュージシャンも、マンガ家も同じことがいえます。
自己紹介をつくりこんで、発信していけば、応援してくれるファンがどんどん増えていき、あなたの作品を待ちわびてくれるようになるんです!
そうなった自分の姿を想像していただけたらわかると思いますが、すごく幸せではありませんか?
新作を待ってくれるファンがいるなんた、クリエイター冥利につきます!
ここまで読んできっと、
「その型を用いた自己紹介をつくるには、どうすればいいの?」
と思ったかもしれません。
そんな人は、下からライン公式アカウントを登録してください。
近いうちに「クリエイターがファンを増やすための自己紹介の作り方」というレッスンを、ライン登録者に無料でお送りします。
ということで、今回は「作品愛」はあっても「作者愛」がない時代に生き残るたった1つの方法」についてお話ししました。