これから作るべき作品が見えてくる!
今回は、「あなたがこれから作るべき作品が見えてくる3つの質問」について解説します。
この記事を読み、質問に答えることで、あなたが作りべき作品、作りたい作品が今よりももっと具体的に見えてくるでしょう。
また、それを作り出すために今日から何するべきなのか、やるべきことも発見できます。
その結果、成長スピードのアップにも繋がります。
「小説を書きたいんだけど、どんな小説を書けばいいのかわからない」
「わたしはどんなマンガを書いたら、大勢に喜んでもらえるんだろうか」
「自分にピッタリのテーマがまったく見つからない」
このように悩んでいる人も多くいることでしょう。
先に断っておきますが、こういった悩みを抱いていること自体は悪いことではありません。
「自分はなんらかの作品を創作したいんだ!」
という強い意志を持っているのですから。
あとは、自分がこれまで見てこなかった部分や、自分の中に存在しているのに見えていない、いわゆる死角になってしまっていた部分にもう少し目を向けてみるだけ。
そうすることによって、これからもっともっとおもしろい作品、自分の個性が発揮された作品、相手の心を撃ちぬくような作品を生み出せるようになります。
あなたの作品の目的ってなに?
それでは最初の質問です。
質問1
「今、あなたが作りたい作品はどういったものですか? 抽象的でいいので、『●●な作品』『●●な小説』『●●なマンガ』といったように考えてみてください」
たとえば、マンガ家になりたい人で、ある程度具体的なストーリーが頭の中にすでにある人もいるでしょう。
「~~な主人公が、こんなことをやって、あんなことをやって、ラストはこうなるマンガが書きたい」
というように。
けれど、ここで質問しているのは、そういった具体的な展開、ストーリーではありません。
もっと抽象的で本質的なこと。
たとえば、
「涙が止まらない感動的なマンガ」
「ほかの誰も描かないイラスト」
「読んだら、コンプレックスを持っている自分のことが好きになれる小説」
などなど。
ようするに、あなたの作品の目的やゴールといっていいもの。
3分間、時間をとって考えてみてください。
一流のクリエイターは、創作する理由を知っている!
次の質問にうつりましょう。
質問2
「どうしてそんな作品が作りたいのでしょうか? いつころからそのように考えるようになりましたか? 何かきっかけはあったのでしょうか?」
質問2では、1で考えた答えについてもっと深堀りをしていきます。
どうして1で出した答えのような作品を作りたいと思うようになったのでしょうか?
そこには絶対に理由があります。
なんの理由もなく、「涙が止まらない感動的なマンガが書きたい」なんて思うことはありません。
その理由を探ってみてください。
もしもあなたが感動的なマンガを書きたいと思ったのなら、どうして読者に感動を与えたいと思ったのか。
そう思うようになったのは何日前、何カ月前、何年前からなのか。
そのとき、どういった出来事があったのか。
だれが関係するのか、どこで起こったことがきっかけなのか。
こういうことをいちいち考えていくのは、少し面倒に感じるかもしれません。
でも、そうやって自分の心の奥底にあるものを見つけるために考えを深めていく作業は、とても大切!
なぜなら、一流のクリエイターたちはみんな、自分の作品の目的だけでなく、創作する理由もきちんと理解しているから。
いってみれば、この点が自覚できているか、いないかによって、クリエイターとしてこれから花が咲くかどうかが決まってくるといっても過言ではありません。
なんとなく小説を書き始めて、なんとなく完成させて、なんとなく公開したら、大絶賛されて将来の道が決まった……。
こんなおいしい話は、どこにも転がっていません。
だから、クリエイターとして生きていきたいと考えているなら、しっかりと時間をとって考えてみてください。
考えたら絶対に答えは見つかります。
さて。
こうして2つの質問を通して、目指している作品と、そんな作品を作りたい理由について考えを深めていくことができました。
なんだか、創作作業にうつりたくなってきていませんか?
モチベーションが上がってきたのではないでしょうか?
その気持ちを大切にしていてください!
それではいよいよ最後の質問にうつりましょう。
自分で自分のトレーニングを作れば、三日坊主にならない!
質問3
「その作品を作るために、今日からやれることはどんなことでしょうか?」
何個あげてみても構いません。
たとえば5分間の制限時間を設定して、思いつく限り書き出してみましょう。
そして、そのなかから1つでいいから、すぐに実行してみてください。
モチベーションが高まっている今なら、できるはず。
これはようするに、自分で自分のトレーニング方法を作るのと同じ。
たとえば、「涙が止まらない感動的なマンガを書きたい」と思っているのに、そのためのトレーニングをしなかったら、いつまでたってもそんなマンガを書けるようにはなりませんよね。
目標を定めたら、それを目指してがんばるしかない。
「これまでだって努力してきたけど、あまり報われたことがないし、だいたい3日坊主で終わっちゃうからなあ……」
と思った人もいるはず。
でも、だれかに設定された目標をクリアしようとするよりも、自分で目標を作ってそれをクリアするほうが、達成できる確率は高いのです。
これは僕が勝手に言っているのではなく、しっかりとエビデンスのある研究結果です。
なので、騙されたと思って、トライしてみましょう!
大切なのは「思考」と「行動」の両輪を回すこと
今回の3つの質問を通して、あなたが目指す作品が、今までよりもくっきりと見えてきて、しかもそれをどうやったら達成できるのかまで、自分の頭と言葉で考えることができました。
何かを達成するためには、思考と行動の両方が必要です。
片方だけではダメ。
今、思考はひとまずできました。
あとはもう行動あるのみです。
僕もがんばりますので、一緒にがんばりましょう!
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「クリエイターを目指すあなたが、絶対に間違ってはいけない3つの問題」
というのを作りました!
今回のように、質問に答えていくことで、クリエイターに近づいていくという優れもの!
今は無料なので、下記からぜひ!