いくら苦労して暗記をしても、語彙力は増えない?

プロ作家を目指すあなたへ

最近、新しい言葉と出会っていますか?

今回は、語彙力不足に悩んでいる人に向けた記事です。

 

みなさんは、おそらく一般的な平均よりも多くの文字を毎日書いていると思います。それも、かなり多くの文字を。

つまり、アウトプットをたくさんしているのです。

それ自体は素晴らしいこと。これからもガンガン書いてください!

ただし、もしかしたら「なんか私は、いつも同じような言葉を使っちゃうんだよなあ」なんて感じることも増えているのではないでしょうか。

その原因は、インプット不足にあるかもしれません。意識して新しい言葉と出会って、それを使うようにしてみましょう。

 

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新しい言葉と出会うためにはどうすればいいか。

一番のオススメは、やっぱり「読書」でしょう。

本を読んでインプット量を増やすのが、小説を書いているみなさんにとっては最適な方法です。

ここで誤解してほしくないのは、目的は「インプット量を増やす」ではなく、「アウトプットで使う言葉を増やす」ということ。

本を読んで語彙を増やすのは、手段でしかありません。

やみくもに読書量を増やして、言葉を暗記したところで、それがアウトプットにつながらないのであれば意味がない。

アウトプットすることを前提にして、インプットをするんです。

分かりやすくいうと、たとえば「口遊む」という言葉に出会ったとしましょう。ちなみにこれは「くちずさむ」と読みます。
言葉は知っていても、漢字で「口遊む」と書くと知っている人は、案外少ないのではないでしょうか。

このとき、【口遊む:くちずさむ。思いつくままに歌や詩を口にすること】なんて暗唱したりメモをしても、覚えられないし、アウトプットにも活かせません。

そうではなくて、この言葉を知ったらすぐに、この言葉を使って簡単な文章か、物語を作ってしまうんです。

「彼女はいつも、ミスチルの歌を口遊んでいた」
とか
「あの夜から、恋人はミスチルの歌を口遊まなくなった」
というように。

ミスチルなのに意味はないのですが、とにかくメモ帳でも、ツイッターでも、なんでもいいので、その単語を使った文章か物語を作るんです。

単語と意味だけをメモったり、それを何度もつぶやいて暗記しようとしても、ほとんど覚えられないし、実用性もありません。
当然、アウトプットでもなかなか使えないでしょう。

でも、こうして文章や物語を作り、そこで使うことによって、その新しい言葉が身につくんです。

語彙力不足に悩んでいる人にオススメの方法です。
参考になればうれしいです。

 

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知識には「知らない」「知っている」「使っている」の3段階があります。

「知らない」と「知っている」には、じつはあまり差がありません。

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