「たくさんの人に小説を読んでほしい」はキケン!

プロ作家を目指すあなたへ

あなたは、苦労して書き上げた小説を、誰に読んでほしいですか?

もちろん、一人でも多くの人に読んでほしいですよね。
でも、「みんなに読んでほしい」と思っているなら、その考え方はちょっと危険かもしれません。

ということで今回は、「たくさんの人に自分の小説を読んでほしい」と思っている人に向けて書いた記事です。

 

私がこの記事でお伝えしたいのは、「みんなのために書こうと思えば思うほど、その小説は誰も楽しんでくれないかもしれませんよ」ということ。

 

その理由を説明します。

一言でいうと、「みんな」を楽しませようと書いた小説は、「誰にも」突き刺さらず、その結果、誰にも読まれないのです。

みんなに向けて小説を書いていると、無駄な禁止事項が増えがち。

「こういうエロいシーンはきっと嫌いな人がいるから、書くのはやめておこう」

「ここで相棒が死ぬと、なんか言ってくる人がいそうだな」

「ラストはハッピーエンドにしたら、喜ぶ人は多いだろうな」

こんなことを考えながら書いていった小説が、おもしろくなると思いますか?

一見、万人が楽しめる小説になりそうな気がするかもしれませんが、残念ながらそうはなりません。
平坦で味気のない小説になってしまい、ただただ、おもしろくない小説になるだけです。

それに対して、「みんな」ではなく、読んでほしい読者像を絞って書くとどうなるでしょうか?

「こういうグロいシーンが好きなはずだから、もっと書き込もう」

「この小説を読む人は泣きたいはずだから、クライマックスで相棒を殺しちゃおう」

「ディストピア好きだから、アンハッピーエンドにしてみよう」

こんなふうに、グロいのが嫌いな人やハッピーエンドが好きな人は読まなくなり、読んでもらえる人はどんどん減ってきますが、その分、とんがった小説を書けるようになるのです。

つまり、あなたが読んでほしいと思っている読者には、しっかりと突き刺さる小説になっていくのです。

 

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もしかしたら、「でも、読んでもらえる人が減ってしまうなら、やっぱり私は多くの人に読んでほしい」と思ったかもしれません。

たしかに、「読んでもらえる人は減る」と書きましたが、先述のように「みんな」に向けて書いた小説は、結果的にほとんどの人に読まないでしょう。

一方、「誰か」に向けて書いた小説は、「みんな」には読まれませんが、「読んでほしい読者」にはしっかりと届いています。

しかも、その読者の数は、決して少なくありません。

どんなに読者像を絞って書いたとしても、そういったものを好む人が世の中にはたくさんいるのです。

仮に、「この小説を楽しめる人なんて、友人の●●だけだろうな」と、たった一人を楽しませようと書いたとしても、その●●さんが楽しめる小説になっていたら、絶対にその小説を楽しめる人が他にもいるのです。安心してください。

ということで、今回のまとめです。

「たくさんの人に自分の小説を読んでほしい」と思っている人こそ、読者像を絞って小説を書いてください。そのほうがかならず、多くの人に届きます。

 

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知識には「知らない」「知っている」「使っている」の3段階があります。

「知らない」と「知っている」には、じつはあまり差がありません。

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