「小説を書くって難しいなあ。勉強することがたくさんありすぎて、どこから手を付けていいのかさっぱりわからない……」
こんなふうにお悩みの人は「ストーリー作り」の勉強から始めてください。
なぜなら、どんなに魅力的なキャラクターが登場しても、細部まで徹底的に作りこんだ設定になっていても、キャッチーで知的な会話の応酬があっても、ストーリーがつまらなかったら、その小説は絶対におもしろくなりません。
おもしろい小説とは、まず、ストーリーなんです。
逆に言えば、ストーリーさえしっかりとしたものになっていたら、その小説はおもしろくなるんです。
あなたが、せっかく魅力的なキャラクターを考えても、オリジナルな設定や世界観を創作できても、ストーリーがつまらなかったら、最後まで読んでもらえません。
寝る間を惜しんで書いても、友だちとの飲み会を断って書いても、ストーリーがつまらないだけで読んでもらえないんです。
そんなの、哀しくないですか?
でも、これが現実。
だからこそ、まず最初にストーリー作りから勉強して、そこに力と時間を注ぎ込むんです。
それが、おもしろい小説を書くための最短距離なんです。
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といっても、何をどうやってストーリーの勉強を始めればいいのか、わからない人も多いですよね。
ここで、ストーリー作りの基本中の基本を教えます。
その基本とは、「主人公に3つの要素を設定する」です。
これを学ぶだけで、何も知らない人とは雲泥の差が生まれます。
3つの要素とは、「欠点」「目的」「気づき」のこと。
これらの要素を主人公に設定したら、それを用いて下記のように簡単なあらすじを作ります。
「【欠点】な主人公が、【目的】をしようとして、最終的に【気づき】が大切だったんだとわかるストーリー」
このあらすじがきちんと作れていて、パッと読んだ時に違和感がないようでしたら、基本的なストーリーは作れているので、自信をもってください。
でも、このあらすじが矛盾していたり、意味が通じなかったり、読んでみて違和感があったりしたら、それは3つの要素がうまく作れていません。再度3つの要素を考えるのがいいでしょう。
これがストーリー作りの基本中の基本です。
もしももっと詳しく知りたい方は、私が毎週発行している小説予備校メルマガを購読いただくか、近日中に無料で発行する小説初心者向けレッスンを読んでいただければと思います。
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さて。
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