小説を書くのが好き、だけではプロになれない?

プロ作家を目指すあなたへ

今回は、「小説を書く」という「好きなこと」でお金を稼ぐには、というテーマで書いています。

 

「ゆくゆくはプロを目指しているんだ!」という人に向けた記事なので、「本気でプロを目指しているんなら……」という前提で、いつもより少し辛口に聞こえるかもしれません。

 

愛のムチみたいなものだと思って、受け取っていただければうれしいです。

 

さて。

以前、「好きなことをやってお金が稼ぎやすい時代になりましたね!」というような内容でツイートをしたところ、通常のつぶやきより反響がありました。

 

その中には結構な割合で、否定的な意見と、「そうなれたらいいけど実際は、ね……」みたいなのがあったのです。

 

ツイッターでは文字数制限もありますし、あんまり詳しく書いたところでなかなか理解しづらいだろうなと思い、それっきりにしたんですが、ちょうどいい機会なので、ブログで文字数も多めに書きますね。

 

▼▼▼▼▼

 

ツイートしたように、昔に比べて現代は、一人一人が好きなことをやってお金を稼いで生活しやすい時代になりました。

 

ユーチューバーなんて良い例ですね。

 

小説に関しても同じで、「小説を書くのがたまらなく好き!」という人のほうが、プロ小説家になりやすいといっても言い過ぎではありません。

 

というか、小説を書くのがキライだけど、小説を書いてお金を稼いでいる人なんて、いないんじゃないでしょうか。

 

ただし、その気持ち「だけ」ではダメなんです。

 

好きなこと「だけ」を続けていても、絶対にどこかの段階になったら壁にぶち当たってしまうんです。

 

もしもみなさんが、好きなこと、つまり小説を書くことで生きていきたい、お金を稼ぎたいと本気で考えているなら、歯を食いしばってキツイことをやらなければならない時期が、絶対にやってきます。

 

(え……だったらプロなんて目指さなくていいや)

 

なんて思ってしまった人もいるかもしれません。

 

すこし安心してほしいのは、そんな時間はそれほど長く続きません。

 

もちろん、「何年」という長期間でもありません。

 

でも、分かってほしいのは、そのキツイ時間は、好きなことを仕事にするうえで必要な時間なのです。

 

その時間さえ乗り超えることができたら、一気に成長します。

 

プロの小説家にも近づけます。

 

それは断言できます。

 

▼▼▼▼▼

 

話がずれますが、みなさんはギターを弾いたことがありますか?

 

弾いたことがなくても、これから説明するような話を聞いたことがあると思います。

 

ギターというのは6本ある弦のどこかを押さえて、CとかAm(エーマイナー)といったコードを弾くのが基本的なプレイ方法です。

 

たとえば、Cコードは、人差し指、中指、薬指でそれぞれ、2弦1フレット、4弦2フレット、5弦3フレットを押さえます。

 

「C」は初心者でもすぐに押さえることができる簡単なコードなのですが、一方で「F」という押さえづらいコードがあります。

 

多くのギター初心者が挫折するのが、このFコード。

 

みなさんの知人にも、Fコードが押さえられなくてギターを辞めてしまった人がきっといることでしょう。

 

CコードやDコード、Gコード、それにAmコードやEmコードは、案外初心者でも簡単に押さえることができます。

 

そして、それだけのコードを押さえられれば演奏できる曲というのもあるのです。

 

たとえば、あの名曲「Stand By Me」は、C、D、G、Emだけで演奏可能で、初心者のうちは、そういった簡単な曲を弾くだけで、十分楽しむことができます。

 

けれど、そんな曲は、あまり多くありません。

 

Fコードを押さえられないと、弾ける曲が限られてしまうため、すぐにいきづまってしまうのです。

 

▼▼▼▼▼

 

今回の記事はここまでです。

 

明日は12月31日。年内最後の更新として、この続きをアップするので、楽しみにしていてください!

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました